【男子ラクロス部】1年生で挑んだウィンターステージ 逆転勝利で予選突破!

◆2022年度 関東学生ラクロスフレッシュマントーナメント (ウィンターステージ)◆

12月4日 対学習院大、対東京理科大・埼玉大・筑波大合同チーム/千葉・フクダ電子スクエア

 今後のラクロス部を支える1年生チームで戦うウィンターステージ予選が、フクダ電子スクエアで開催された。上級生の応援が響き渡る会場の中1Q、2Qそれぞれ10分の計20分という普段よりも縮小された試合形式で大会が行われた。立大は初戦の学習院大との戦いにおいて序盤はリードを奪われたが、試合終了間際に意地の追い上げを見せ、逆転勝利を果たした。続く2回戦は拮抗(きっこう)した勝負となり引き分けに終わったものの立大は見事決勝トーナメントに駒を進めた。

ボールを奪いゴールに向かう#53土屋(社1)

第1戦は選手たちにとって厳しい戦いとなった。20分という短い試合時間の中、流れをつかむことは最優先だった。しかし第1Qが始まると、学習院大に連続で得点を奪われる。主導権を奪い返すべく奮闘するもあっという間に終了を告げる笛が鳴った。

「いない人たちの分まで勝ち切ろう」。気持ちを切り替え迎えた第2Q、立大の反撃が始まった。果敢に学習院サイドに攻め入り、相手に攻撃を許さないSAINTS。試合終了間際、#53土屋がセンターライン付近でボールを奪い、左サイドの#34檜原(社1)へパスをつなぐ。ボールは再び土屋に託され、自らゴール前に切り込み相手ゴーリーとの1対1を制し得点。その後土屋がさらに追加でショットを決め、逆転勝利をつかんだ。

得点を決め喜ぶ選手たち

全勝を掲げ今大会に挑んだ新星SAINTSは2試合目も終始攻めの姿勢を貫いた。#34檜原や#47益塚(法1)がサイドから好機をうかがい度々得点のチャンスをつくる。何度かゴール前に攻め込むことに成功したが、相手の守備に阻まれリードすることができないまま試合を折り返した。

迎えた第2Q、#45佐々木(済1)を中心とした守備が光り、立大がボールをキープする展開に。#71八太(異1)がフェイントを重ね一気にゴール前に攻め込んだ場面では客席が歓声に包まれた。何度もショットを放ったが、10分という限られた時間で得点を決め切ることができない。両者無得点で試合を終えたものの、1回戦の結果によりSAINTSは決勝トーナメント進出を決めた。

果敢に攻め込む#71八太

「予選よりも厳しい戦いが続くと思うのでしっかりみんなで勝ち切って優勝したい」。飛び抜けた得点力でチームを勝利に導いた土屋は既に次の戦いを見据えている。ウィンターステージを戦う彼らのラクロス人生はまだ始まったばかり。今試合の経験を糧にさらなる成長を遂げてくれるはずだ。

(12月13日・平野琴海)

♦コメント♦

#53土屋晃希選手

−試合に向けて

今日いなかった人もいたのでその人たちの分までちゃんと決勝勝ち残ってみんなで勝ち切ろうっていう気持ちでした。

 

−試合の感想

正直途中まではめっちゃ厳しいなってすごい雰囲気も下がってたんですけど、自分たちでちゃんと調整して1試合目は勝ち切れてよかったです。

 

−得点を決めた時の心境

2点目は時間が残り少なかったので自分で行ってやろう、絶対自分で決めてやるぞっていう気持ちでした。

 

−決勝トーナメントに向けて

予選よりも厳しい戦いが続くと思うのでしっかりみんなで勝ち切って優勝したいと思います。

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