【サッカー部】歴史的な日!今年初の勝ち点1を獲得
◆第36回関東大学女子サッカーリーグ戦【2部】◆
10月23日 立大富士見総合グラウンド 対慶大
2部昇格後実力を発揮しきれず、いまだ勝ち点0の立大。前半先制点を決め勢いづく。後半点を奪われ同点に追いつかれたものの、今年初の引き分けとなり、勝ち点1を獲得した。
慶大のキックから試合が開始。序盤から果敢に攻め続けるも攻めきれない状況が続く。両者ともに試合の流れをなかなかつかめず、互いに攻防を見せた。中盤から立大に主導権が移り始める。試合が動いたのは30分。敵にカットされたボールを#19中村(コ2)が奪い、#25大屋(現1)へパス。キーパーの届きにくいゴール上部へシュートを放った。立大の先制点だ。選手たちは駆け寄り、抱き合って得点を喜びあった。得点後も集中を切らさず攻守ともに奔走した。
1-0、立大のリードでスタートした後半。敵のCK・シュートが続くも守りを固め、点差を縮めさせない。守りに徹しすぎず攻めようというコーチの掛け声の通り、積極的な攻めの姿勢を貫く。パスをつなぎ着実にゴールへと近づく。#29及川(文1)からゴール前の#19中村(コ2)にパスを出し、#15石坪(コ2)がシュートを窺ったが、惜しくもキーパーに阻まれた。16分、パス回しをカットすることができず慶大に主導権を握られる。ペナルティエリアの境界線付近でミドルシュートを打たれ、失点。1-1の同点に。立大は流れを奪われまいと奮闘した。2連続のCK・シュートなど厳しい展開が続くも、#21河津(観4)がゴールを守った。しかし立大にアクシデントが訪れる。選手同士でぶつかり、#25大屋(現1)が負傷。選手交代をすることに。#25大屋(現1)の思いを背負い、試合が再開。強気の攻めを見せ主導権を握った。試合終盤、敵の攻めが続き何度もシュートを打たれたが、#21河津(観4)を中心に鉄壁の守りを見せた。しかし、流れをつかみきれず後半無得点。同点のまま試合は終了した。
勝利とはならなかったが、立大は今年初の引き分け、勝ち点1を獲得した。14連敗を止め、チームに新しい風が吹き込んだ。この流れに乗り、次こそは勝利を狙う。立大サッカー女子チームの逆襲はここからだ。
(11月13日・前原梨乃)