【ソフトテニス部女子】関東学生大学対抗戦1日目!激戦勝ち抜き2日目へ

◆関東学生大学対抗戦1日目◆

10月29日 国学院大相模原キャンパス

10月29日、関東学生大学対抗戦が国学院大・相模原キャンパスで開幕した。9月開催のインカレ団体戦に出場ならなかった選手のみが出場することができる今大会。全44チームが出場し、コート上で熱い戦いを繰り広げた。大会1日目となるこの日は学芸大、慶大と対戦。立大は2校とも撃破し、大会2日目へと進出した。

2番手で出場した佐藤(理2=写真左)と黒沢(現2)


 初戦の対戦相手は学芸大だ。立大から1番手として出場したのは金(コ4)・寺川(文2)ペア。金の冷静な配球さばきと寺川のパワーあるバックハンドが抜群の相性を見せ、序盤からゲームの主導権を握る。相手に1ゲームも与えることなく4ゲームを先取。そのまま白星を獲得した。続く第2試合には佐藤・黒沢ペアが出場。2年生同士のぺアが2番手を務めた。連続勝利を収めたいところだったが、学芸大の2番手を前に苦戦を強いられる。コートを広く使われ、立大ペアを左右に揺さぶる戦略を取られた。終始相手に流れを渡してしまい、G0-4とストレート負けを喫した。

これで試合は1-1のカウントに。3番手として出場したのは、赤城(法3)・若林(現1)ペアだ。後衛の若林がコートの端から端まで動き周り、前衛の赤城が浮いた球をスマッシュする。第1ゲームを先取するも、その後2ゲームを連続で取られて1-2に。しかし、ここで若林がネットすれすれの鋭いショットを連発させ、試合の主導権を取り返す。勢いそのままに3ゲームを連取し、4-2で勝利を収めた。学芸大戦、最後を締めくくったのは第1ペアとして出場した金・寺川ペアだ。金の力強いスマッシュと寺川の安定した返球で相手ペアを圧倒し、G4-0と完勝。立大は3-1で学芸大戦を白星で飾った。

激戦を制した寺川(=写真左)と赤城ペア

 

学芸大を撃破し次に対峙したのは、六大学戦でもしのぎを削る慶大だ。強敵を前に、第1ペアとして出陣したのは赤城・寺川ペア。学芸大戦とは異なる組み合わせとなった。第1ゲームから激しいラリーが繰り広げられ、第2ゲームでは8-10の接戦となるが、第1ゲーム、第2ゲームともに落としてしまう。続く第3ゲーム、後衛・寺川がライン際に入れるショットを決めると、試合の流れが変わりはじめた。第3、4ゲームを連取し、G2-2で試合を振り出しに戻す。第5ゲーム、第6ゲームは互いに1ゲームずつ勝ち取り、迎えた勝負の第7ゲーム。立大サイドのミスが増え、2-6とマッチポイントまで追い込まれる。しかし、赤城の連続スマッシュ、寺川のサービスエースなど、自身の武器を最大限活かしたプレーを連発。6連続得点を決め、8-6で最終ゲームを勝ち取った。強豪・慶大ペア相手に粘り勝ちを果たした。

対慶大2戦目は、佐藤・若林ペアが出場。快足の後衛・若林がボールを拾い、前衛・佐藤が相手の鋭いショットにも臆せず冷静に返球し、試合を有利に進める。1ゲームを落とすものの、G4-1で大勝を収めた。慶大3戦目は相手のリタイアにより不戦勝。慶大戦も3-0で白星を獲得した。

学芸大戦、慶大戦で勝利を収め、立大は大会2日目への出場権を獲得した。

(11月10日・平岡薫奈)

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