【女子バスケットボール部】終了間際まで続いた死闘!インカレ、入れ替え戦の切符獲得!
♦第72回関東大学女子バスケットボールリーグ戦 ♦
10月15日 対共栄大 立大新座キャンパス
2巡目に入った秋季リーグ戦。インカレへの出場権、1部リーグ昇格への挑戦権がかかった大一番。終始白熱した争いが続き、ラスト0.1秒まで結果がわからない展開に。意地と意地がぶつかり合う一戦は、わずか1点差で立大に軍配が上がった。
試合開始から一進一退の攻防が続く。24-15とリードをした状態で第1クォーター終了。続く第2クォーターも、46-33とリードを広げた。志村(コ3)や柴山の3Pシュートや村上(コ1)のリバウンドなど、高い技術力の光る好プレーが相次いだ。
続く後半戦も両者の白熱した争いは止まらなかった。選手同士息の合った連携プレーで攻撃を仕掛けるも、共栄大の相次ぐカットが行く手を阻む。もどかしい展開が相次いだ。留学生の選手も在籍する相手チーム。体格で負けてしまうからこそ、リバウンドやシュートの正確性といった高い技術力を武器に必死に対抗。点差を縮められるも61-54とわずかにリードをしたまま第3クォーターを終えた。
試合のクライマックスは第4クォーター終盤だった。74-68で迎えた試合終了45秒前。立大としてはさらに点差をつけたいところ。柴山が果敢に攻撃をしかけるもわずかに3Pシュートを外してしまう。その後共栄大がタイムアウト。ここで共栄大の反撃が始まった。2Pシュートやフリースローを次々と決められ、遂に74‐75と逆転される。試合終了まで残り1秒。立大にとって最大のピンチが訪れた。ここで山地がフリースローを獲得。しっかりと冷静に2回とも決め、76-75と再びの逆転。そしてそのまま試合終了。最後の最後まで死闘を繰り広げた一戦は、わずか1点差で立大が勝利した。
この激闘を制した立大は、インカレと1部リーグ入れ替え戦双方の出場権を獲得したことになる。試合後、山地は今回の一戦に関して「とりあえずほっとしています。ただ、まだ残り3戦残っているのでそちらも全て勝利してインカレや入れ替え戦に臨みたいと思います。」と力強く語った。立大女子バスケットボール部のますますの進化に期待が高まる。
(10月23日・高橋凜)