【準硬式野球部】1勝1敗で迎えた3戦目。一歩及ばず黒星喫す

♦2022年度東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦♦

9月28日 対早大 早大東伏見グラウンド

1勝1敗で迎えた対早大3戦目。強豪・早大から勝ち点を奪取すべく、立大ナインは闘志を燃やしていた。

打席に立つ霜鳥(コ4)

先攻は立大。1回表、先頭打者の吉野(コ3)が2ストライクから右安打を放ち、無死一塁の好機を作った。続く横山(文4)が犠打で1死二塁にすると好打者・霜鳥を迎える。甘く入った2球目を三遊間に弾き返し、先制。開始早々、立大がゲームの主導権を握り、ベンチは歓喜に沸いた。しかし、続く1回裏に先発の竹生(コ4)が1死から四球を出すと、連打を許して1点を献上。さらに3回裏、先頭打者にレフトの頭上を越える弾丸本塁打を放たれ、勝ち越しを許す。1-2のビハインドになり迎えた6回裏。またも2死一、ニ塁のピンチに陥ると初球をレフト前へ運ばれ、ダメ押しの3点目を追加された。

味方のサインを窺う森川(営2)。今季からレギュラー入りを果たした

1-3で迎えた7回表、立大ナインの逆襲が始まる。春季リーグで首位打者賞を受賞し、とベストナインに選出された吉野が2死一、ニ塁から中適時打を放ち2-3とすると、続く8回表。代打で出場した主将・浅沼(観4)が右安打を放ち1死満塁にする。続く柴(済4)が死球を受け、押し出しの同点に。さらに吉野が2死満塁から四球を選び、4-3と勝ち越しに成功した。粘りのプレーが実を結び、終盤に早大から2点をもぎ取った。
このまま勝利を収めたい9回裏。8回裏に好投した川瀬(コ3)が回跨ぎで登板した。先頭打者に右安打を浴び、続く打者に四球を出すと1死一、ニ塁に陥る。さらに後続の打者に四球を選ばれ1死満塁に。そしてこの回6人目の打者に中前適時打を放たれ、4-5とサヨナラ負けを喫した。
試合後、4番打者を務める藤井達(社3)は「4番においてもらっているので、ランナーを返す役割を期待されていると思う。それを果たすことができなかった」と悔しさをにじませた。接戦を制せなかった悔しさを胸に、次戦は春季リーグ覇者の法大に立ち向かう。

(10月16日・平岡薫奈)

 

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