【女子ラクロス部】早大下し予選ブロック全戦全勝!

◆第34回関東学生ラクロスリーグ戦◆

10月9日 対早大 立大新座キャンパス

予選最終戦の相手は早大。ホームである立大新座キャンパスには多くの観客が駆けつけ熱い声援を送った。今リーグ戦負けなしと波にのっている立大。第1Qで一挙4得点を決め相手を引き離す。第2Qでは連続得点を許したものの、その後は数多くの好プレーで流れを譲らず、8ー3と圧勝した。

#1ジョーンズ(文4=写真右)の得点後、パフォーマンスをする選手たち

第1Qは立大ペース。#16桑木(社4)がドローを制し、正確なパス回しで攻め上がる。開始2分、パスを受けた#3安達(観3)が細かいステップでディフェンスをかわすとそのまま走り込みシュート。3年生以下で最も若い背番号を付ける次期エースが流れを引き寄せた。開始4分にはゴール前に走り込んだ#1ジョーンズに#9相田(コ2)がパスを合わせ得点。さらに開始9分に#3安達がフリーシュート、開始12分には#1ジョーンズがシュートを決め、4点リードで第1Qを終えた。

ボールを運ぶ#13阿保(コ4)

第2Qは早大優位の展開が続く。開始4分、立大のパスミスから早大ボールに。すかさず#21大池(営2)のチェックでグラウンドボールに持ち込み立て直しを図る。しかし、ゴーリー・#0土屋(観4)のダウンボールを好機に得点を許した。さらに開始4分にはゴール周りの隙をつかれ失点。その後は膠着状態が続いたものの、開始11分、ゴーリー・#0土屋の好セーブで攻撃に転じる。開始13分、#3安達が相手選手と接触し早大にイエローカード。直後は目元を抑える様子もあったが、フリーシュートでは冷静にパスを回し機会を待った。「上が結構止められていたので、下にバウンドして打つのは決めていた」(阿保)。一時マークが外れた#13阿保がパスを受けると、叩き上げのスピードで大きく回り込み得点した。

ボールをキープする#9相田

3点のリードを保ち迎えた第3Q、初手は早大が主導権を握る。一時相手からは、ゴーリーも積極的にボールを運ぶ珍しいプレーも飛び出したが、#13阿保らのライドで崩れかけたところを#9相田がナイスチェイス。相手の流れを断ち切る好ディフェンスが目立った。

開始4分、パスミスから相手にシュートのチャンスを与えるもゴーリー・#12中石(現3)が好セーブ。そのまま攻撃に転じた立大は、ディフェンスを軽快にかわした#9相田が高い位置からシュートを決め、早大を引き離した。その後は相手の堅い守備に阻まれ、攻撃面では苦しい時間が続いたが、#13阿保のライド、ゴーリー・#0土屋のナイスセーブなど守りでの好プレーが炸裂。相手を無得点に抑え第3Qを終えた。

最終第4Qは完全に立大のペース。開始3分、相手を翻弄する積極的なパス回しでゴール前まで一気に攻め込むと、今季リーグ戦初出場#23石原(文3)の好アシストから、#9相田がゴール。相手ゴーリーが前に出ていた隙を見て冷静にクロスを振り、早大から7点目を奪った。続けて開始4分半、#9相田のアシストから#8水倉(観2)がゴーリーの右隙を狙った鋭いシュートを放つと再び得点に成功。華麗なプレーにベンチ、観客は最高の盛り上がりをみせた。早大も粘りをみせ、中盤に1点追加するも、その後は立大の積極的なライドとロングパスで攻め込む隙を与えず、最終スコアは8-3と圧勝した。

予選ブロックを終えFINAL4進出を果たしたのは、立大・日体大・慶大・明大。昨年の全日本学生王者・日体大や、予選ブロックで日体大に勝利した慶大。そして定期戦で一度敗戦した明大--。立大にとって予断の許さない戦いが続く。それでも、関東学生王者、全日本学生王者の栄冠は譲れない。

(10月15日・伊藤七海、安倍のぞみ)

◆コメント◆

リーグ初得点を挙げた#13阿保

「(ブロック最終戦で勝利した感想は)勝っても負けてもFINAL4に進出するのは決まってたんですけど、今回は自分達のやりたいことをぶつける挑戦の試合として臨んで、結構挑戦できたので良い試合だったなと思ってます。(次戦、FINAL4に向けて)次から負けたら引退っていう試合が始まるので、勝つしかないなって思ってます。」

 

今試合2得点を決めた#9相田

「(自身の得点を振り返って)相手がすごくプレスしてくるディフェンスで、プレッシャーが高かったんですけど、それでも何度も仕掛けたら崩れてくれて、なんとか入れれたので良かったです。(次戦、FINAL4に向けて)立教はいろんな強みがあって、いろんな手札を持った状態なのでそこで勝ち切って、全国のリーグに出れるように決めていきたいですね。日本一になります!」

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