【ハンドボール部】声出しで立て直した立大オフェンス!勝ち筋見えるも惜敗

◆2022年度関東学生秋季リーグ戦◆

9月17日 日本大学八幡山体育館

前戦で強豪・日体大に対し善戦を見せ、今度こそ勝ち切るべく臨んだ中大戦。後半に怒涛の攻撃を見せ2点差まで詰め寄った立大であったが、逆点することはできず惜敗した。

シュートを放つ松川(コ2)

前半、相手の先制点を奪われてから流れをつかめず、開始10分で7失点。一気に苦境に立たされタイムアウトを使用した。タイムアウト後、流れに乗ったように見えた立大であったが、序盤で開いた差を縮めることができず12−18で前半を終えた。

ゴールを決め喜びをあらわにする平田(コ2)

なんとか巻き返したい後半、先制によりオフェンス陣が流れに乗った立大は順調に得点を重ねる。そのまま攻勢を強め、31―33と一時2点差まで詰め寄った。その際中大に取られたタイムアウトでは、「勝てるぞ!」と立大サイドは活気に満ち溢れた。勝利まであと3点となった立大であったが、中大も意地を見せ33−36の3点差で立大は惜敗した。

今回の試合、松川や平田を中心に、声出し等で非常にチームの雰囲気が良く、笑顔の多い試合であった。この点について平田は「中大は自分の高校の頃の先輩や同期が多く、負けたくないという気持ちがあった。声出しについては松川が始めて、意図を自分なりに汲み取ってやった。話し合って始めたことではなく、自分達が暗くなって自滅するのは避けたかったので、チームを盛り上げようと思い声を出した」と語った。主将・深澤(営4)は「リーグ戦が折り返し、残り4試合絶対に勝たなければならない試合で、そのためにもこの1試合の勝利が大事だった。みんな気合を入れて臨んだ試合だった。かなりついた点差を後半に2点差まで詰め、追い込めたことは良かったが、前半のオフェンスのミスや1試合を通してディフェンスがうまく機能しなかったことが課題。各ポイントでしっかり相手の強みを抑えられるようなディフェンスを展開していきたい」と振り返った。

前半苦しい展開に追い込まれるも、雰囲気作りからオフェンスを立て直し、2点差までに相手を追い込んだ立大。リーグも残すところ3戦。次戦以降も立大らしい雰囲気での勝利に期待したい。

 

(9月17日・小島優太)

関連記事一覧