【洋弓部女子】笑顔はじけた明大戦!力を合わせて勝利を射抜く
9月16日 練習試合 対明大 立大新座キャンパス 富士見総合グラウンド
爽やかな秋晴れのもと、明大との練習試合が行われた。コロナ禍により8月開催の予定が延期になり、選手らにとっては久しぶりの実戦。「楽しんでいこう」。女子リーダーの和田(異3)を中心に、活気に溢れた雰囲気で試合に臨んだ。
今試合は70㍍種目で競う。30㍍種目、50㍍種目で競う大会が多い中で、より高度な技術が必要とされる70㍍種目。立大からは4名の精鋭らが出場し、1試合6エンド、全2試合の戦いに挑んだ。立大洋弓部女子は1部所属で、洋弓の全国大会である王座にも多数出場経験のある強豪。今大会でもその実力を十分に発揮した。1エンド目から細谷が60点中54点の好成績を記録し、順調な滑り出しを見せる。続く2エンド目では留学により戦列を離れていた和田や竹山(異3)らが、ブランクを感じさせない45点超えの点数を記録。安定した強さを見せつけ、前半の試合を全員260点越えの点数で折り返した。15分の休憩を経て迎えた後半戦。前半6エンドを全て45点越えを記録した、立大エースの徳永(理2)が本領を発揮する。6エンド全てで40点台後半を得点し、3エンド目には55点と、出場選手の中で最高得点を叩き出した。徳永の総合得点は606点。2年生ながら貫禄の成績をマークした。
4人全員が力を合わせ、団体総計は2257点。明大との接戦を制し、見事白星をあげた。4年生が引退し、5月から新体制となった洋弓部。選手の顔ぶれは変わったものの、勝利を着実に射抜く姿勢は変わっていなかった。
(9月19日・平岡薫奈)
◆コメント◆
和田選手
-試合での目標は
目標はとりあえず新体制になってから初めての練習試合だったので、女子は楽しく明るく勝ち負けとかは気にせずに打てたらいいなと思っていました。
-メンバーの選抜基準は
他のメンバーが1年生で、まだ70㍍の距離が打てないという状況で。今70㍍を打てるのが4人しかいないという。他種目は30㍍、50㍍になります。点数でクリアして距離を伸ばしていくという感じです。
-今後の目標は
部としての大きな目標は、女子は全国大会でベスト8に入るのを目標にします。自分はとりあえず600点を取れるとかなり良い方なので、それが安定して出せるようになればいいなと思っています。