【軟式野球部】秋季リーグ開幕!慶大打線を抑え、笑顔の白星発進!
◆令和4年度東京六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦◆
8月30日 対慶大 小野路球場
秋季リーグ戦、初戦の対慶大戦。先発・吉田(社3)は初回、1番打者を三球三振で打ち取ると、その後2人の打者もテンポ良く抑え、三者凡退の順調な立ち上がりを見せた。その裏、立教の攻撃は2番・橋本(法3)の好走塁もあり1点を先制する。2回の表、この回も吉田は内野安打で出塁を許すも、続く打者を順調に打ち取り、4回まで慶大打線を0に抑えた。
2回の裏、先頭打者・濱谷(社3)がレフト前ヒットで出塁、その後相手のエラーもあり2点を追加。吉田を援護する結果となった。
5回の表、ここまで順調な投球を見せた吉田だが、先頭打者を右フライで打ち取るも、その後内野安打、四球で出塁を許し降板。代わって2番手・小池(法3)が登板。しかし初球、死球で満塁となった後、守備のエラーもあり慶大に2点を許した。6回表にも1点を返され、1点差に迫られる。
7回表、緊迫した展開で3番手・川島(済2)がマウンドに上がった。四球でランナーを一人許すも、4人で慶大打線を切り、7回を0で抑えた。7回の裏、濱谷が四球を勝ち取ると、千田(異3)の3塁打で1点を追加。さらにその後二ゴロの間にランナー1人生還でこの回2点を追加し、ベンチは今日一番の盛り上がりを見せた。野手に2点の援護をもらった川島は8回、9回も完璧に抑え、3イニングを被安打0、2四球の好ピッチングで3点のリードを守り抜いた。
本試合、印象的であったのは選手の表情である。チャンスの際はもちろん、ピンチの際も選手の顔には笑顔が見えた。監督の濱谷は「ピンチをピンチと思わない選手が多い。苦しい展開も笑顔でプレーすることでピンチと感じない上、守り切ることができる。苦しい時は自分達がやってきたことをどれだけ信じることができるか、だと思っている。その自信により、野球を楽しんでできている」と話した。そして今リーグの意気込みについて、「優勝するだけ。勝つことしか考えていない。今後の試合も勝ちにこだわって戦っていく」と述べた。秋季リーグの初戦、春リーグで及ばなかった慶大相手に笑顔の白星を飾った立大ナイン。次戦も勝利と笑顔のプレーに期待したい。
(8月30日・小島優太)