【ハンドボール部】今季3戦目!相手GKの好セーブに阻まれ惜しくも敗戦
◆2022年度関東学生秋季リーグ戦◆
9月3日 対明大 国士舘大学多摩キャンパス体育館
今季リーグ、接戦をものに出来ず連敗中の立大。悪い流れを断ち切りたい中、第3戦でぶつかったのは今年度春季リーグで勝利を収めた明大だ。序盤から一進一退の攻防が続くが徐々にペースをつかまれていく。3点ビハインドで迎えた後半、果敢に攻め続けチャンスを作り出すも、相手GKの好セーブに阻まれ得点できない。そのまま広がった点差を縮められず、惜しくも敗戦となった。
試合は開始直後から両者一歩も譲らない展開となった。30秒に先制し、幸先の良いスタートを切ったと思えばすぐさま反撃を受ける。その後も点の取り合いが続き、前半25分で11-11となった。しかし直後、自陣付近でこぼれ球を押し込まれるとそこから連続失点。主将・深澤(営4)が7㍍スローを落ち着いて沈めるも、前半終了時に点差は3点へと広がっていた。
巻き返しを図りたい後半、大久保(営2)、杉本(コ4)の連続得点に守護神・中原(コ3)のセーブが重なる。このまま流れを引き寄せたい立大であったが、相手GKが立ち塞がった。両サイドに上手くパスを展開し1対1の状況を作り出すも、長いリーチを生かしたセーブに苦しみゴールが決まらない。明大はこの隙を逃さず、屈強なフィジカルと個人技を生かし得点を重ねていく。反撃の糸口をつかめない中、後半18分に点差は7まで広がってしまった。それでも大久保の鋭い切り込みからのシュートや杉本のポストシュートで何とか食らいつくが一歩及ばず。連敗を止めることは出来なかった。
「前半まではディフェンスが昨日しいい勝負が出来ていたが、後半のシュートミスで流れを持ち込めなかった」と主将・深澤は試合を振り返る。決定力という課題が見つかった反面、しっかりと体を当てるディフェンスが機能したという収穫も得た今戦。これからも「らしさ」を胸に彼らは戦い続ける。
(9月4日・熊谷光洋)
◇コメント◇
主将・深澤
―試合を振り返って
前半からずっと競っていて後半までいい勝負が出来てたんですけどそこでやっぱり自分達のシュートミスで流れを持ち込めなかったことが課題かなって思います。上手くいってないときに流れを変えられる選手とかそういう選手がいないもの痛手だったかなっていう風に思います。
―試合の課題と収穫
課題としては後半の時間帯でノーマークのシュートを何本もキーパーに止められてしまったので両サイドとノーマークシュートをしっかり決めきるというのが課題。収穫としては前半から相手のシューターとかに対してしっかり当たってよれていたので、自分達のディフェンスの形が上手く機能していたことと、速攻に早くつなげられていたのも良かったかなって思います。
―次戦に向けて
明日も勝たなきゃいけない相手だと思うのでやっぱり自分達のディフェンスから上手く速攻を機能させて今日みたいに上の2人が強いチームなのでしっかり当たって体を寄せるって言うのを意識したいですね。