【バスケットボール部】3年ぶり同立戦開催!掛け声で接戦制す
◆立教大学対同志社大学定期戦◆
6月25日 立大新座キャンパス
3年ぶりに行われた同立定期戦。1日目は女子バスケットボール部に続き勝利を飾り、2日目に弾みをつけた。
第1Qは16-24とリードを許す。第2Q開始直後、途中出場した#14中島(理3)のスリーポイントで流れを引き寄せると、その後も精度の高いシュートが続いた。残り42秒では#22大畑(済2)がパスカットからドリブルで一気に攻め上がり得点。39-42と3点差に詰め寄り前半を終えた。第3Q残り2分では、ハーフタイムでいち早くシューティングをしていた#55高橋文がスリーポイントを連続で沈め逆転に成功。しかし、すかさずスリーポイントで応酬され59-59の同点で第4Qを迎えた。
最終Qもシーソーゲームが続き、残り2分でその差は1点。最後は立大の戦略が勝った。24秒を目一杯使い時間を稼ぎつつ、#22大畑がタフショットを確実に決めるスタイルで一挙7得点。残り20秒を切っても集中力を切らさず#4神川(済1)、#55高橋文がフリースローを成功させ、88-81で勝利を収めた。
劣勢からどう立て直すか。相手にペースを握られている時ほど会話が減り、雰囲気が重くなってしまうことが昨シーズンからの課題だった。だが今日は、劣勢時こそ声を掛け合う選手たちの姿があった。
「皆シュート入ってないからさ、ディフェンスいききるならいききろう」。追いかける展開となった第1Qで#55高橋文が声を掛けた。また、1年生とも積極的にやり取りをする姿は上級生としての自覚を感じさせた。最終Q残り5分で点差が開いた際には、「切り替えて守ろう」と#21玉木(済4)が平静を促す。いくつもの逆境を選手らが自ら打開し掴んだ勝利だった。
(7月5日・安倍のぞみ)