【バスケットボール部】新人戦ベスト32!副キャプテン・松田「正直、すごく楽しかった」

第62回関東大学バスケットボール新人戦◆

6月8日 対拓大 大田区総合体育館

初戦で2部所属の格上・東京成徳大に勝利し勢いに乗る立大。連戦となった2回戦では1部所属の拓大に挑んだ。

ボールをキープする#22富田直(営1)

試合は好調な滑り出しを見せた。#4神川(済1)のツーポイントシュートで先制すると、#22大畑(済2)と共に得点を稼ぎ、第1Qを僅か2点ビハインドに抑えた。第2Qでは神川が2本のスリーポイントを沈めるも、その差は13点に広がる。第3Qはペースを握られ、たった5分で31点差まで突き放された。突破口を開いたのは#70高柳(観2)だった。「雰囲気が重くなっていたので自分のプレーで引っ張っていく意識だった」。ドリブルで一気に切り込みそのまま得点。最終Qではツーポイントシュートで着実に得点を重ねるも、第3Qの点差が響き敗戦。ベスト32敗退となった。

両腕を広げディフェンスをする#29松田(観2)

副キャプテン・松田にとっては記念すべき試合となった。試合終了残り1分半、42点ビハインドの場面で選手交代の声が掛かった。新人戦では2年生で唯一出場機会がなかった松田。ベンチで人一倍声を出しチームを鼓舞してきたが、同期の活躍に拍手を送る自分が悔しくもあったという。「1分半で全体力を使え」。コーチの言葉が松田の闘志に火を付ける。既に勝負はついていたが、最後の最後で巡ってきた実戦のプレータイムに心を焦がした。

今度はフィールドでチームを奮い立たせた。残り10秒、得意な位置でボールを受けると迷わずシュートを放ち得点。日々のシューティングがついに実戦で結実した。公式戦初シュートに盛り上がるベンチを見て、松田はその喜びを噛み締めた。

挨拶を終えた選手たち。左から#35阿部(観1)、#29松田、#5原(コ1)、#18稲垣(営1)、#0秋峯(文1)

(7月4日・安倍のぞみ)

◆コメント◆公式戦初シュートを決めた#29松田
-新人戦の感想
自分たちとその下の代の大会ということで気合が入っていました。また、副キャプテンとして引っ張っていく側となり、自分の試合の出場の有無ではなく、チームの勝利に貢献出来る行動を心掛けました。正直、すごく楽しかったです。

-同期はどんな存在か
努力をしっかりと見てくれる良き理解者。彼らは自分のバスケに対する熱量を認めてくれていて、拓大戦でシュートを決めた時も「シューティングの成果だな」と言ってくれた。部活以外でも過ごす時間が多く、同期の枠を超えた存在です。

-秋に始まる2部リーグ戦ではどのようにチームに貢献したいか
レギュラーたちを安心して休ませることの出来る、安定感もあり爆発力のある選手を目指します。また、このチームは劣勢の時静かになってしまうため、コート内外でチームを鼓舞する声を心掛けたいと思います。

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