【ソフトテニス部女子】部内唯一の1年生ペア、優勝ペアに「手応え」

◆東京六大学選手権大会◆

5月22日 早大所沢キャンパス

1部所属・明大、早大の強豪ペアがひしめく六大学。立大からは8ペア出場した。中でも一際成長を見せたのは、竹和(文1=文大杉並)・若林(現1=文大杉並)ペアだ。

前衛・若林(=写真右)、後衛・竹和の1年生ペア。関東学生選手権では1年生ながらベスト32入りを果たし、インカレ出場権を獲得した

2回戦開始前、撮影に応じる2人

得点し、ハイタッチする2人

手応えのある再戦だった。初戦を難なく突破し、2回戦で挑むは今大会優勝を果たした西東・原口ペア(明大)。2週間前の対戦であっさりストレート負けを喫した相手だ。序盤は互いに譲らない展開が続く。G2-2の第5ゲームでは、相手のミスが重なりゲームを奪う。続く第6ゲームでは、若林の高い打点からのスマッシュやサウスポーの竹和から繰り出される力強いパッシングが空を切りG4-2と追い詰めた。勝利を目前にしても2人は冷静だった。「リードした時でも攻めることを意識していた」。しかし、あと1ゲームが遠かった。ネットとアウトに泣き、瞬く間に2ゲームを献上。ファイナルゲームでもミスを修正しきれず惜しくも敗戦した。

インカレ団体3位を経験した代が引退を控える中、新世代がその頭角を現した。成長を続ける1年生ペアの活躍に期待したい。

(6月15日・安倍のぞみ)

強気にボールを見据える竹和

◇試合後インタビュー◇

-今大会の目標は
(竹和)2回戦目の相手が関東学生選手権で負けた相手だったので、その相手とまた戦えるように目の前の試合を勝ち切ることを意識してやっていました。

-関東学生選手権では西東・原口ペアにストレート負けだったが、当時の手応えは
(若林)その時は普通にプレーしちゃって、何枚も上手だから攻めても倍返しされるみたいな。ダメでした。

-前衛の西東選手は高校時代の先輩ですが
(竹和)インターハイ優勝とか
(若林)ずっと頑張れって応援してる感じでした。

-対策は
(竹和)強い印象だったので、普通にやっても勝てないから、自分達から仕掛ける。
(若林)ちょっと変わってるっていうか、普通の攻め方じゃなくて相手が”こうくるだろうな”って思わないようなプレーを先にやるっていうのを意識しました。

-今日の手応えは
(竹和)前回よりは競った試合ができたので、手応えは結構大きかったです。
(若林)ちゃんと試合になったので。最後だけやられちゃったなみたいな。

-最後にインカレ個人の目標は
(竹和)1年生だけど、受け身にならずに攻めていく姿勢とかチャレンジ精神をしっかり持って1試合1試合全力で戦っていけたらなって思ってます。
(若林)1年生だからこそ相手に向かっていって、大きな目標は立てられないので1試合1試合、目の前の試合を自分の練習した成果を発揮できるように頑張りたいと思います。

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