【準硬式野球部】運命の決勝戦!3点差を追いつくも、一歩及ばず惜敗

◆令和4年度 春季木村杯新人戦◆

5月29日 対明大 早大東伏見グラウンド

準決勝で慶大を下し勢いにのる立大。序盤に先制を許し明大優位の試合が続くも、小林(観2)、伊東(社1)らの活躍で8回裏に3点、9回裏に1点を返す粘り強さを見せる。しかし、一歩及ばず6-4と敗戦を喫した。

3回裏、安打を放った樋口(社2)

先発は山田(コ2)。2回表、明大に2点の先制を許した立大は、終始追いかける展開となる。藤井(観2)、樋口(社2)らが安打でチャンスメイクをするも、ものにすることができない。3回表、マウンドを託された中澤(済2)が好投を見せるも6回表に追加点を許し、苦しい試合が続く。そんな中ベンチからの掛け声は、選手たちの士気を高めた。

マウンドに集まり作戦を練る選手たち

8回裏、ようやく立大の打線が繋がった。二死から小林が安打を放ち出塁。続く藤井、塩野(観2)、陶山(コ2)がそれぞれ適時打を放ち、この回3点を奪い同点に追いつく。流れは完全に立大のように思えた9回表。明大先頭打者に出塁を許すと、相手打線を止められず3点を奪われ突き放される。迎えた9回裏、伊東が意地の本塁打を放つも一歩及ばず惜敗。新人戦3期連続の準優勝と悔しい結果になった。

本塁打を放つ活躍を見せた伊東

主将・塩野は今回の新人戦を、立大の良いところ、悪いところのどちらも出た試合と振り返り、野球に対し1つになることができたと語った。秋のリーグ戦の目標はチーム優勝。今後の準硬式野球部の活躍に期待がかかる。

(6月6日・伊藤七海)

♦コメント♦

主将・塩野選手

―今日の試合の感想

勝ちきれなかったですね。序盤に打てなくて、終盤に繋がったことは良かったんですけど、あとはまあ8回追いついて、逆転しきれないのと、点とった次の回で点とられちゃうっていうのが今の立教の課題なので、良いところと悪いところの出た試合だったかなと思います。

 

―8回裏で良い流れがきた印象だが

あれが今の立教の良いところで、打ち始めれば繋がるっていう。2連打くれば3連打みたいなのがうちの代なので、その1本目だったり2本目が出ないっていうところがまだまだ弱いところですね。

 

―新人戦全体を振り返っての総括

思った以上に強かった。みんなで1つになる力もあったんだなって。仲は良いんですけど、野球に対して1つになり切れるのかなみたいなところはあったんですけど、試合やってみて1つになってたんで、なんだかんだいって技術がすごい選手がたくさんいるっていうよりもそういうチームが結局勝つのかなっていうところはあるので、そういうところは良かったですね。

 

―秋のリーグ戦の目標

個人的には、初めてリーグ戦通して出続けて、良い部分もあったんですけど勝負所で1本でないとか、そういう課題もあるので、そういうところの練習と基礎バッティング能力を向上させていくことが課題です。チームとしてはたぶん先輩方が見に来てくれていて、新しい選手たちが活躍してくれたんで、その、チーム全体でのレギュラー争いというのも激しくなるかなあと。でもそれはチームにとっては良いことなんで、また秋、新しくチームとしてやっていけたらいいなと思います。

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