【女子ラクロス部】2年生チーム、強敵相手に快勝し見事優勝勝ち取る
◆2022あすなろカップ◆
5月21日 立大α対明大
5月21日にあすなろカップ決勝戦が行われ、2年生が最後の学年試合を優勝で飾った。
決勝戦はその日3回目の試合となったが、選手たちは疲れを感じさせない動きで連戦連勝した。
直前の日体大との試合を延長戦の末、サドンデスで競り勝った立大。興奮冷めやらぬままに決勝戦の舞台に降り立った。対する明大は優勝候補であり、今まで何度も戦ってきた因縁の相手だ。
立大は、試合開始から積極的な好プレーが目立つ。3戦目とは思えない素早い動きで相手のボールダウンを逃さず、攻撃の起点とする。自陣からのロングパスも駆使し、常に攻めの姿勢を崩さなかった。先制は立大。#94中川(異2)が高い打点からのシュートを決め、前半を1-0とリードして終えた。
続く後半戦、一瞬の隙を突かれ遠距離からのシュートで同点に追いつかれる。相手チームのベンチは一際大きな声援に包まれた。窮地に追い込まれたかに見えた立大だが、冷静さを失うことはなかった。#90水倉(観2)がボールをキープしたまま3人を相手にゴール目前まで食い込む。相手に流れを渡すことなく、残り30秒でシュートを決め、逆転した。そのまま試合終了までリードを守り切り、見事優勝を決めた。
優勝トロフィーの授与後、水倉は最優秀選手に選ばれた。「クリアの起点としてうまくアタックにボールをつなげるのが自分の役目。今回の試合ではそれが評価されたと思う」と語った。
若い力が存分に発揮された今回の試合。学生日本一を目指し、 “ずっと強い立教” を掲げるULTIMATESの活躍にこれからも目が離せない。
(5月28日・簗田明)