【男子ラクロス部】ラスト9秒で決めた決勝ゴール!中立戦を2年連続制す

◆2022年度 中立戦◆

5月7日 対中大

今年で4回目の開催を迎えた中立戦。昨年、中立戦初勝利を収めたSAINTSは、今年も2年連続勝利をするべく闘志を燃やしていた。久々の有観客で行われた今試合。ベンチメンバーや保護者らの応援を背に、試合時間2時間超に及ぶ熾烈な戦いを繰り広げた。      

先制点を決め片手を上げる#6安藤(文4)

第1Q、開始3分に#6安藤が相手のディフェンスを華麗にかわして先制ショットを決めた。「自分が突破口を開かないと相手のメンタルやディフェンスを崩せないと思った」と振り返った安藤。開始10分には#99大門(社3)のアシストを受けてまたも安藤が得点を挙げた。第1Qは2-1とSAINTSリードで終了した。     

第3Qで得点を決めた#1吉田(済4)

しかし、続く第2Qでは厳しい戦局を迎える。中大の強力なオフェンスに苦戦を強いられ、2-1の1点ビハインドで前半を終えた。ここで負けるわけにはいかない立大。第3Qで怒涛の逆襲を遂げる。中大に1点を許して2-4で追いかける展開の中、#1吉田、#12小穴(観2)らの連続得点で同点に追いつくことに成功。ゲームを振り出しに戻して、試合は最終第4Qに突入した。

試合時間残り9秒のところで決勝点を挙げた#4松本(文4)

最終第4Q、#18岡本(文3)、#19小岩(観4)らが追加点を重ねるも、中大にも2点を奪われる。実力が拮抗し、スコアは6-6で終始互いに譲らない状況となった。延長戦にもつれ込むかと思われた試合終了間際。残り時間9秒のところで#4松本のショットが相手ゴーリーのわきの下を抜ける。これが決勝点となり、SAINTSは壮絶なシーソーゲームを制して2年連続で中大から勝ち星をもぎ取った。

集合して笑顔を見せる選手たち

接戦を制して白星を挙げたSAINTS。歓喜の渦に包まれる中、4年生の安藤・松本らは「まだまだ伸びしろがある。目標の日本一に向けて頑張りたい」と冷静に試合を振り返った。次戦は5月28日、六大学戦で敗れた因縁の相手・明大との明立戦だ。勝利を収めてラクロス界に新しい風を吹かせてほしい。

 

 (5月14日・平岡薫奈)

 コメント
第1Qで2点を得点した#6安藤選手

-第1Qで2点入れた時の流れ
俺がやっぱり突破口を開かないと、相手のメンタルだったりとか相手の組織的なディフェンスが崩れていかない、だからとにかく強い気持ちを持って攻めていったっていう感じです。

-満足度は50点。その理由は
正直このチームとまだ競ってるようじゃ日本一っていう目標は達成できないのでもっとファウルのところだったりとか、もっと上にいけるところはまだまだあるから、そこはなんかまだ伸びしろかなと思います。

残り9秒で決勝点を決めた#4松本選手

-第4Qに決勝点を決めた時の流れ
残り9秒だったので、打って入ったら入っただし、はずれたのをゴール前にいる選手が拾ってどうにかして流し込もうみたいな作戦でした、作戦としてはそんな感じです。

-明立戦での目標
六大学戦で明治に負けちゃったので、それを取り返すっていう面で観客もいっぱい来てくれてると思うので、そういうところでリベンジしたいなって思います。

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