【ボ―ト部】全日本直前インタビュー③女子ペア

いよいよ第100回全日本選手権大会が始まる! 今年の会場は東京2020大会でも使用された海の森水上競技場。大会を直前に控えた選手に、今大会への意気込みを聞いた。

女子ペアに出場する2人。日比野(社4=写真左)、高橋杏(法2)

◇日々野真奈(社4)◇

―全日本の目標

優勝です。

―現段階で優勝に向けてどのくらい仕上がっているか

そこがすごく難しくて、エイトとの2種目エントリーをしていてメインがエイトなので、ペアの方の練習が片手で数えられるくらいしかしていないので、どうですかと言われると難しいですね。でも一緒に乗る人が去年のインカレ・全日本で組んだ選手なので、去年の経験を活かしていきたいです。息を合わせるという点では数回の練習でもかなり一気に仕上げられているかなと思います。ペアでの長距離の練習が正直できていないのでやってみないとわからないところがあるんですけど、これまでの経験でうまくいくのではないかと思っています。

―先日の戸田レガッタを漕いだ時の手応えは

リズム感とか舟の進む感覚は、ほとんどぶっつけ本番という中、思ったよりも良かったかなと思います。去年のレースよりも出来栄えというか艇速や技術面では、他の種目を漕ぐことで伸びてきていると思います。今年は例年と会場が違うので、最後そこを修正していければ良いかなと思っています。

ー不安要素はそれほど上がらなかったのか

不安要素はペアとして2000㍍を漕いでいないということです。でもそれ以外にもっと漕ぎこまなければいけないとかはなかったです。今のままエイトメインで練習していっても大丈夫だと思います。

ーライバルになりそうチームはあるか

一番のライバルになりそうなのは立命館大学のペアだと思っています。誰がペアに乗ってくるのかはまだわからないですけど、ある程度は予想がついていて、おそらく日本代表クラスの人だと思うので、そこに怯えることなく勝負していきたいと思っています。

―日比野さんから見て高橋さんはどんな選手か

良い意味でふわふわしているというか、レースとかでは結構緊張すると思うんですけど、ふわふわしながらも肝が据わっているなと思います。なので、安心して一緒にのっていられます。

―日比野さんは大学生としてラストの全日本となるが緊張感などはあるか

大会がもっと近くなれば緊張すると思うんですけど、このチームで初めて全国級の大会を迎えるのでどこまで結果を残せるのか楽しみな気持ちでいます。

(取材/編集・岡田真阿)

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