【男子ラクロス部】六大学戦最終節!攻守ともに存在感を見せ東大に快勝
♦六大学戦♦
5月1日 対東大
強豪ぞろいの六大学戦で善戦を繰り広げるも思うような結果を残せていなかったSAINTS。最終戦の相手は東大。試合はアタッカー陣の爆発的な攻撃で得点を量産する。今年のスローガンである「BOOM」を見せつけ、東大相手に快勝を果たした。
第1Q、開始3分に#6安藤が強烈なショットを放ち、幸先よくSAINTSが先制に成功。さらに11分には#19小岩(観4)、14分に#1吉田(済4)が得点を決め、リードを3点に広げる。終了間際に1点を失い3−1とされるも、有利な試合展開に持ち込んだ。
第2Qは立ち上がりから東大のペースに。しかし、ゴーリー・#2古谷(コ3)を中心に声を掛け合いながら得点を与えない。アタッカー陣は途中にタイムアウトを取りながら果敢に攻めに転じるも、東大の堅い守備陣の前にゴールネットを揺らすことができなかった。第2Qはお互い無得点のまま前半を折り返した。
点差を広げたい第3Q。開始2分に東大ディフェンスがボールをこぼしたところを#6安藤が落ち着いてショットを決め、リードを3点に広げた。さらに2分後、#4松本(文4)の素早いパスに#5伊藤(異4)が反応。ゴール前に駆け込み、得点を決めた。リードを4点に広げるも終盤東大に流れを掴まれる。立て続けに2点を失い、5ー3で第3Qを終えた。
最終第4Qは、第3Qの勢いのままに序盤から東大の攻勢が続く。それでもゴーリー・#2古谷が好セーブを見せるなど堅い守りでSAINTSに流れを引き寄せる。試合を決めたのは攻撃の司令塔・#4松本の一振りだった。「自分が決められて3点差で相手の心を折るような点が入ったので良かった」。#1吉田からのパスを受け、#4松本が放った強烈なショットは低弾道でゴールネットに突き刺さる。力強いガッツポーズを見せ、勝利を決定付けた。
六大学戦の最終戦を勝利で飾ったSAINTS。「どの試合も収穫があって、できたところとできなかったところがはっきりとした」。今季は2勝にとどまったものの今大会に選手たちも手応えを感じている。目標とする日本一に向け、“BOOM”を巻き起こす。
(5月9日・松尾悠)