【ラグビー部】今季初の大会!怒涛の攻撃見せるも黒星発進

♦第11回関東大学春季交流大会♦

5月1日 対成蹊大 立大富士見総合グラウンド

春季大会が1日、立教大学富士見総合グラウンドで開幕した。本大会の初戦は成蹊大と対戦。新体制初の公式戦を白星スタートで飾りたい立大であったが、数あるチャンスを逃し、わずか3点差の惜敗を喫した。

激しくぶつかり合う選手たち

試合序盤は成蹊ペースが続き、立大は守りの展開で進む。ゴール手前まで攻め込まれる場面もあるが、鉄壁のディフェンスに得点を阻まれる。試合が動いたのは前半18分。相手のペナルティから攻勢が逆転すると、両サイドに使い分けたパス回しからゴールライン手前まで一気に前進する。FB安藤(観4=京都成章)からSO福壽(済3=立教新座)へと素早いパスでつないでいく。最後にパスを受けたHO山田(済4=函館ラ・サール)が先制トライを決めた。勢いづいた立大だったが、度重なるペナルティで相手にチャンスを与える。すぐさまトライで追いつかれ、前半終了間際にペナルティゴールを決められて逆転を許してしまう。

果敢に攻め込むSO福壽(済3=立教新座)

後半、常に立大ボールキープの展開を作る。敵陣に入り込んでのプレーが多くなり、スクラムも押し負けず、立大ペースで進んでいった。後半4分に本試合最大の好機が訪れる。ラインアウトからモールで徐々にゴールラインに近づき、FW勢がパスをつないでいく。しかし、トライ手前でオフサイド取られ、絶好のチャンスを潰してしまった。その後もゴール手前でペナルティを取られることが相次ぎ、点に結びつかない。成蹊大も粘りの守備を見せ、得点に結びつかせなかった。互いに一進一退の攻防の末、後半は得点が入らずノーサイド。悔しい逆転負けという結果となった。

試合後、NO.8・主将の紀伊(営4=桐蔭学園)は「取り切る気持ち」「絶対勝つ思い」の甘さを指摘。次戦の立正大に向けてさらなる修正の必要性を挙げた。昨季に続いてまたも開幕戦黒星スタートとなってしまったが、チームは勝利を掴むため日々前進していく。

(5月5日・田作涼馬)

 

◆コメント◆

NO.8 紀伊(営4=桐蔭学園)

-試合を振り返って

成蹊は昨年入れ替え戦でやって圧倒したチームで、こういう試合をしてしまったっていうのは反省しないといけないって言うのと、やっぱり一人一人がぬるかったっていうのが、それは日頃の練習からだと思うので修正していきたいです。

-初戦だったが、チームの雰囲気はどうか

練習自体は雰囲気良く進んでと思うんですけど、逆にそれが楽しくやるだけじゃ勝てないってことが今回わかったので、ミスに対して厳しくやっていきたいと思います。

-次戦に向けて

初戦落としてしまったので、ここから落とせる試合がないので、準備1週間しかないけど、全員で準備していきたいと思います。

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