【ハンドボール部】立教「らしさ」で挑む新チーム!強豪相手に一進一退の攻防も…
◆2022年度関東学生春季リーグ戦◆
4月17日 対中大 立教大学新座キャンパス体育館
春季リーグ戦、第一節の国士大に続いて強豪が相対する。対戦相手の中大は昨季インカレ王者であり、現時点で日本一のチームだ。前半、深澤(営4)、三谷(営3)を中心に得点、決死のディフェンスをするも、2点をリードされ折り返す。後半、互いの連携攻撃がかみ合い一進一退の攻防を繰り広げたが、前半の点差のぶん、あと一歩及ばなかった。
開始10秒から連続ポイントを奪われ、そこから流れを持っていかれる。ひと回り大きな身体もつ中大のディフェンスに阻まれて、うまく得点に結びつかない。前半12分、大久保(営2)のカウンターアタックから立大の快進撃が始まった。パスによる連携を駆使して、連続ポイントを奪っていく。さらに、三谷のロングパスから松川(コ2)のゴールで一時は逆転をしたことで、中大の流れを一気に止めた。その後、互いに譲らない戦いをみせるも、強豪・中大による意地の攻撃をみせつけられ、2点のリードを許して前半を終える。
後半、両チームのカウンターアタックの応酬が続く。全員がゴールを狙い、着実に点を重ねていった。「気持ちのぶんで負けたくない。」途中出場の平田による3連続ポイントなど、立大チームは最後の1秒まで気迫のプレーを見せた。しかし、中大は一瞬の隙を見逃さず、攻撃の手を緩めない。持ち味のディフェンスで粘りを見せて後半は同点だったものの、前半の点差により惜敗を喫した。
春季リーグ戦、開幕2連敗という結果でスタートをした。しかし、立大ハンドボール部は進化を続けている。「60分、粘れるようになった」と監督は語る。全国ナンバーワン相手の2点差は大きな成果であるのだろう。1部リーグを勝ち上がるために選手たちはさらなる高みを目指して進撃していく。
(4月23日・田作涼馬)