【水泳部】日本選手権前選手インタビュー

2022.04.23

４月３日に第30回東京六大学水泳春季対抗戦がセントポールズ・アクアティックセンターで開催された。

記念撮影に応じる部員たち

明大、早大といった強豪校が集う六大学対抗戦で男女ともに大健闘を収めた。また多くの選手が好タイムを記録し、４月末に行われる日本選手権前最後の試合で選手たちはよい滑り出しを切った。

また４月28日から5月１日に第98回日本選手権水泳競技大会が横浜国際プールで行われる。日本選手権とは水泳競技において日本最高峰の試合だ。この大会では池江璃花子選手といった最前線で活躍するスイマーが多く出場する。またレースは全日程午前10時から開始され、テレビ等でも報道される。
今年は立大から7人が計11種目で標準記録を突破し、約60年ぶりに多くの立大スイマーが出場する。上位を狙える選手も在籍しており、熱い闘志を胸に出場する選手たちに意気込みを聞いた。

日本選手権に出場する選手たち

主将・千葉すみれ（社４）

出場種目：50㍍バタフライ
千葉にとって50㍍バタフライは初めて全国大会に出た種目であり、思い入れがあった。そんな彼女は最後の東京六大学対抗戦で4年ぶりに日本選手権の標準記録を突破した。最後の最後で切符を手にし、すべてを懸けて日本選手権に臨む。
意気込み：人生最後の50㍍バタフライなので今までの想いを全てかけて、ベストタイムを出せるように頑張ります。

日本選手権出場を懸けチャレンジレースに臨む千葉

井坂友紀（社３）

出場種目：200㍍平泳ぎ
日本選手権に中学生のころから出場し、B決勝出場経験もある井坂。昨年はジャパンオープンにおいて同種目で好成績をあげる。自分のベストタイムを超え、好成績を狙う。
意気込み：200㍍平泳ぎで2分28秒台を出して、立教新記録を更新できるように頑張ります。

200㍍平泳ぎに出場する井坂

釜田起来（法３）

出場種目：100㍍平泳ぎ、200㍍平泳ぎ
立大に入学してから、めきめきと成長を続ける釜田。自分が保有する立教新記録を更新することを目標にレースに臨む。
意気込み：先月した国際大会日本代表選手選考会がいい刺激になった。ただその選考会は本当に出場するだけになっちゃったので、今月末の日本選手権は自己ベスト出して、自分が満足できるレースをしたいと思います。

100㍍平泳ぎ、200㍍平泳ぎに出場する釜田

高野裕也（映３）

出場種目：400㍍自由形、800㍍自由形、1500㍍自由形
自由形の長距離種目で立大を引っ張っていく高野。東京六大学対抗戦では1500㍍自由形の自己ベストを大幅に更新し、日本選手権の標準記録を突破した。挑戦者として日本選手権に挑む。
意気込み：初めて自分の力で日本選手権の標準記録を切って、出場するので、挑戦者の気分で挑む。長水なので今回もまた大きくベストを更新して、400㍍自由形はB決勝狙って頑張っていこうと思います。

日本学生選手権出場を決め、笑顔の高野

上原みなみ（文２）

出場種目：50㍍バタフライ
今回が日本選手権初出場となる上原。この1年間でバタフライの自己ベストを更新し、東京六大学対抗戦では日本選手権標準記録を突破する。同種目に出場する主将・千葉と共に切磋琢磨し、成長を遂げている。
意気込み：初めての出場なので、まずは楽しむことを大切にしたい。また、今まで関わってもらった選手やコーチへの感謝を忘れずにレースをしたいと思います。

日本選手権初出場を果たす上原

山下結生（映２）

出場種目：200㍍背泳ぎ
先日行われた国際大会日本代表選手選考会では同種目において７位入賞を果たした山下。しかし、100㍍背泳ぎでは100分の２秒足りず、日本代表選手出場を逃してしまう。日本代表選手では１分59秒台をマークし、決勝の舞台を見据える。
意気込み：自分は昨年の日本学生選手権大会で悔しい思いをしたので。今年は優勝するチャンスでもあると思うのでそこに焦点を置きつつ、日本選手権では１分59秒台を出して決勝に残りたいと思います。

200㍍背泳ぎで決勝を狙う山下

武田眞咲（コ１）

出場種目：400㍍自由形、800㍍自由形
今年４月に立大に入学した新戦力・武田。１年生ながら日本選手権出場経験豊富な選手である。800㍍自由形では決勝進出、400㍍自由形は自己ベスト更新を目標に挑む。
意気込み：立大の先輩方には１年くらい前からお世話になっていて、期待してくださる方も多いのでその期待に応えられるようにしたい。そのためにまずは決勝に残って立大水泳部に勢いをつけたいと思います。