【ホッケー部男子】今季初得点を目指し臨んだ戦い！しかし終始試合を支配され２連敗

◆2022年度関東学生ホッケー春季リーグ◆

４月17日　対東農大　早大東伏見グラウンド

先週は法大を相手に完封負けを喫した立大イレブン。第２節でぶつかったのは昨季４位の東農大。今季初得点を目指し戦いに臨んだが、終始相手にボールを支配され２連敗を喫した。

試合が動いたのは第１Q３分。相手に左サイドを攻略され中央にボールを送られる。これを冷静にゴール右隅へ沈められ、早い時間帯に先制点を許してしまった。その後も苦しい展開が続く。相手のハイプレスを回避できずにボールを保持することができない。第１Qだけで５失点を許し、シュートも０本に抑えられた。第２Ｑも攻められる展開は変わらないが、ＧＫの川勝（コ２）が好セーブを連発する。相手のＰＣを３本止め、失点を１に抑えた。

相手のシュートをブロックする川勝

後半に入り、敵陣へ攻め入る展開が増える。第３Ｑ８分、ボールを奪取し素早いカウンターを仕掛ける。味方のパスを受けた篠崎（文３）が強烈なシュートを放つが、これは相手ＧＫに防がれた。さらに第４Ｑ３分には、西尾（観４）が自陣からの華麗なボール運びを見せる。相手をかわし篠崎へパスを出すも惜しくも繋がらず、ボールはポスト右へと逸れた。後半は計７失点を許したが、その中でも反撃の糸口を見出し次戦へと繋がる収穫を得た。

相手のドリブルを妨げる西尾

試合後、主将の高橋（観４）は「まだまだ１部のレベルは高いという印象。劣勢の中でどれだけ凌いで１点をものにできるかということが今後大切になる。」と振り返った。次戦でぶつかるのは昨季王者の山梨学大。「自分たちのやるべきことをはっきりさせ、最後まで諦めずに戦っていきたい。」どんな強大な敵を前にしても、雑草魂の精神で立大イレブンはこれからも突き進む。

（４月23日・熊谷光洋）