【野球部】先発・荘司が好投!春季リーグ開幕に向け順調な仕上がり!

2022年度春季オープン戦

3月28日 対中大 立大新座キャンパス

前週の試合で3戦連続引き分けとなかなか勢いに乗れていない中、迎えた中大とのオープン戦。先発・荘司(社4=新潟明訓)が先制を許すも7回2失点の好投をみせた。打線は4回に山田(コ4=大阪桐蔭)が適時打を放ち、7回では黒岩(法4=静岡)がスクイズで得点を奪うなど接戦を演じる。しかし、最終回に守りのミスで相手に決勝点を奪われ2-3で惜敗した。

昨年から大きく成長した先発・荘司。初回から相手打者の積極的なスイングに苦しむ。先頭打者に右前へ打たれると、相手の4番打者にも甘い球を長打にされ先制点を奪われてしまう。2回にも無死2塁のピンチを招くが、後続を一ゴロ、遊ゴロ、一ゴロと打たせて取り無失点。相手に流れを渡さない。この日は21アウトのうち12個がゴロアウト。150㌔近い直球と鋭く曲がるカットボールなどの変化球をストライク先行でテンポよく投げ込んだ。そして7回2失点の好投でマウンドを降り、リーグ開幕に向け順調な仕上がりを見せる。

好投した荘司

打線は各選手が光るプレーをみせた。4回に3番西川晋(コ3=智辯和歌山)が左翼線に鋭い打球を放ち二塁打で出塁する。続く頼れる主砲・山田が外寄りの球を逆らわないスイングで右中間に運び適時打を放った。今季は主将を務めるチームの要が期待に応える。1点を勝ち越された7回、先頭の5番柴田颯(社4=札幌第一)が中前にポトンと落ちる安打で出塁する。続く打者が進塁打を放ち1死2塁。ここで代打田中祥(コ2=仙台育英)が左前安打を放ち1、3塁のチャンスを作る。最後に途中出場の8番黒岩が初球からスクイズを決め、試合を振り出しに戻す。選手各々がつなぐ意識を持った全員野球ですぐさま同点に追い付いた。

適時打を放つ山田

 

リーグ戦まで残り2週間。悲願の優勝に向け、昨年の主力が多く残っている今季に対する期待が高まる。主力選手がさらに成長し、下級生や新入生の新たな戦力と融合していくタテジマ軍団の”進化”に注視したい。

(4月10日・大内貴敬)

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