【ホッケー部男子】新体制始動!1部の高い壁を感じる一戦に
◆ 2022年度関東学生ホッケー春季リーグ ◆
4月10日 対法大 駿河台大ホッケー場
今年始めて夏日となった10日、主将・高橋(観4)が率いる新チームが始動した。法大相手に流れを作ることができず、常に追いかける展開に。1部の高い壁を実感せざるを得ない一戦となった。
新体制の出だしは良好だった。篠崎(文3)が「良い入りになって、1対1も負けていなかった」と話すように、第1Qはせめぎ合いが続く。攻め込まれる時間が長かったものの、DF陣が奮闘しにゴールを守り抜いた。
試合が動いたのは第2Q5分。相手のPCを守り切れず先制点を許す。守備の綻びが見え始め、攻めるチャンスをつかめなかった。
巻き返したい後半、さらなるピンチが訪れる。守備の要である桑原(文2)が負傷。第3QだけでPC2本を含む4得点を許してしまった。主将・高橋は「アクシデントや失点があると盛り返せなかった。チームとしての団結力がまだないなと実感した」と初戦の難しさを口にした。その後もスクープを多用し、反撃の道を探すも得点には至らず0―6で敗戦。1部に上がり2シーズン目も初勝利はお預けとなった。
試合後、主将は「2、3年を中心に雰囲気を作ってきたが、まだまだ未完成。桑原が抜けても戦えるように、チーム全体の力をつけていきたい」と話した。力不足を体感することとなったこの試合をどう活かすのか。「あくまで勝つために1週間準備をしたい。チャレンジャー精神を忘れずにやっていく」。次戦は17日。先輩たちが残してくれた1部の舞台で立教イレブンが躍動をする日に期待がかかる。
(4月13日・本間早瑛)