【アイスホッケー部】神奈川大から1点差を守り切り白星 !リーグ戦後半に弾みをつけた

◆2021年度関東大学アイスホッケーリーグ戦(特別大会)◆

11月7日 対神奈川大 ダイドードリンコアイスアリーナ

リーグ戦折り返しとなる第3戦。ここまでの2試合、格上の青学大・日体大に黒星が続いた。目標のリーグ3位のためにも、ここから先は1戦も落とすことができない。神奈川大は5月のリーグ戦で延長の末PS負けした因縁の相手だ。第1P、序盤から2点先制し、試合のペースを作る。第2P以降、神奈川大の猛追で1点差に迫られるも、各ピリオドで1点ずつ得点。最後まで集中力を保って逃げ切り、見事白星を挙げた。

 

試合開始後3分、パワープレーの場面で早速絶好のチャンスが到来する。相手からパックを奪った久保(コ2)がすぐさま相手ゴール前へと攻め込み、ゴールキーパーとディフェンスの隙を突くシュートで先制点。そのわずか6分後にも自らのリバウンドを押し込む形で2点目を挙げ、試合の流れを作る。ここまで攻撃の要となっていた上野(法2)が怪我で不在の中、「僕がどうにかしないといけない」と積極的にゴールへと向かった。そのまま立大ペースを保ち、第1Pは失点を0に抑えた。

攻め込む久保(コ2)。第1Pに2得点を挙げた

 

第2Pも開始直後に立大が主導権を掴む。久保、梶原(法4)とつながったパスを、野口(異4)がキーパーの正面からシュートし、3点目を追加。しかし、ここから神奈川大が立大を苦しめる。中盤、久保に対して大量のマークが付き、なかなか攻撃のきっかけを掴めない。さらに18分、キルプレーの場面でGK川上(法3)と1対1に持ち込まれ、1点を奪われる。終盤に神奈川大に試合の主導権を譲る形で第2Pを終えた。

追加点に抱き合って喜ぶ選手達

 

気持ちを切り替えて臨んだ第3P。11分、チャンスを引き寄せる。パワープレーの場面で久保のシュートを野口が押し込み、ダメ押しの4点目を追加。しかしその直後、立て続けに2点を入れられ、1点差となる。ラスト32秒、失点すれば同点の状況で、ゴール前からフェイスオフ。それでも、「まだ1点あるから」と冷静だった川上。GKを中心に体を張ったシュートブロックでゴールを守り抜き、試合終了。リーグ戦1勝目を掴み取った。

パスをする野口(異4)。第2・3Pにそれぞれ1点を追加した

絶対に負けられないというプレッシャーの中、序盤からチャンスを得点に結びつけ試合を制した立大。リーグ戦後半に向け、チーム全体を勢いづける白星となった。

(11月13日・武田麻友香)

 

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