【陸上競技部】今日は箱根駅伝予選会!念願の本選出場を掛けて走る14人の選手に直前インタビュー~2年生編①~
【陸上競技部】今日は箱根駅伝予選会!念願の本選出場を掛けて走る14人の選手に直前インタビュー~3・4年生編~
今年も箱根路への挑戦権を懸け、号砲が鳴らされる。普段とは違う周回コースでの開催となった昨年。常連校のハイスピードについていくことができず、全体28位と悔しさをにじませた。すべては夢の舞台への切符をつかむため。成長を遂げた立大はどのような姿を見せてくれるのか。予選会直前の14人の選手にインタビューを行った。
市川大輝(コ2=豊川)
◆自己ベスト◆
5000㍍:14’16”50
10000㍍:30’33”52
◆インタビュー抜粋◆
-今のコンディション
メンタル面も身体面も今はだいぶ良い感じになってきていると思います。初めてなので若干緊張する部分もあるんですけど、気持ち的にも上がってきていて、身体の状態も良いと思います。
-予選会に向けて意識して取り組んできたこと
昨年は怪我が多くて走り込みがしっかりできていなかったので、長い距離に対応していくために夏合宿も含めてしっかり走り込むというのを意識していました。
-2年生がチームの核になりつつあるが、同期間の雰囲気は
自分達の代が、上野監督が声を掛け始めたスカウトの1期生なので、中心となってやっていかないといけないというのは特に主力メンバーは思っていると思いますし、学年でも共有できているので、今の2年が多くメンバーに入れているのは良いんじゃないかなと思います。
-チームの雰囲気は
予選会に向けてチームとして意識が上がってきているし、練習の質が高くなってきてもみんなでやろうという雰囲気があるので、すごく良いなと思っています。今年は目標を高く設定している部分もあるので、しっかりチーム全体で向かっていこうという意識になっていると思います。
-予選会で想定しているタイムは
タイムは当日のコンディションによって左右されてしまうと思うので、具体的なタイムはイメージしてないんです。ただ、チームでしっかり記録が残る順位で走ることが最低ラインの目標で、その上でなるべく行けるところまで前に行くことが目標です。
内田賢利(コ2=駒澤大)
◆自己ベスト◆
5000㍍:14’46”23
10000㍍:30’14”70
◆インタビュー抜粋◆
-予選会に向けての練習
自分は長い距離よりも短い距離やトラックの方が得意なんですけど、箱根の予選会はハーフの距離を走るので、25~30㌔のロードの練習をしてきました。
-去年の予選会と比べて成長した所
去年と比べて1番変わったと思うのは、スタミナがついたという所です。去年は30km走という練習を1回もこなせなかったんですけど、今年は3回しっかりこなすことができました。スタミナの面で自信がついたというのが去年と1番大きな違いを感じています。
-今年の日本選手権で3000㍍SCに出場して箱根への意識は
日本のトップクラスのレースを体験して、「常にここで戦わなきゃいけないんだ」という意識が付きました。去年の予選会は本当に良いタイムで走ることができなかったので、大舞台を経験したことで「もっと上を目指そう」という気持ちにはなりました。
-トラックの強みが長距離に活きること
トラックは400㍍でカーブがあるので、そう考えるとトラックで全力疾走するよりもロードで直線を走った方が楽に感じることはあります。あとはトラックって選手同士の距離が近いので、他の選手の表情とかを見て仕掛けるタイミングを学ぶことができます。長い距離になると仕掛ける所が重要になってくると思うので、そういうところはトラックで学びました。
-予選会でのレースプランや目標
去年もそうでしたが、平坦なコースなので前半突っ込んで後半粘った方が体力的にも順位的にも良いものが出ると思います。今年もしっかり前半の10㌔まで積極的に行って、後半粘るという感じのレースプランを思い描いていて、タイム的には63分台でしっかり走ってくるというのが目標です。
岸本健太郎(営2=須磨学園)
◆自己ベスト◆
5000㍍:14’27”14
10000㍍:30’12”86
◆インタビュー抜粋◆
-去年予選会を走ってみた感想
コロナの影響で普通の公道ではなく平坦なコースだったので、スピードに対する持久力への対応を自分もチームもできていなかったと感じました。今年の夏合宿では、去年の感覚を踏まえてロード耐性やスピードを強化してきました。
-去年から成長したと感じること
夏に練習を止まらずに継続できたことは大きいです。元々怪我をしがちだったのですが、去年はハードな練習を積んで練習できないことも多かったです。今年は去年のデータを踏まえて怪我をしないようにチームの練習に取り組みました。
-関東インカレでのハーフマラソンを経て
関東インカレは完全に調整して出るという試合ではなかったのですが、設定タイムは監督と相談してしっかりと決めました。そういう意味では、自分の中のタイム感覚と設定タイムがマッチしていて、箱根予選会に向けて良い感覚を得られたという収穫はあります。
-チーム内での役割
自分が出走メンバーの中でちょうど中間の位置にいると思っています。前と後ろを繋ぐ役目だと思っているので、差ができすぎないような立ち位置で中間以下を引っ張っていきたいです。
-予選会で意識したいこと
個人としては63分前半を1つのノルマにしたいです。チームとしては、10000㍍やハーフマラソンの平均タイムで立大の前後にいる大学(慶大や関東学大、筑波大など)に競り勝ちたいです。もちろん上位10人に入るであろう大学の選手も抜かしたいです。
(10月23日 編集・三俣心葉/インタビュー・田川怜奈、安倍のぞみ、武田麻友香、木島昇大/レイアウト・濱渡妟月)