【女子ラクロス部】ULITIMATESらしさ発揮するも3年連続の栄光ならず
◆第33回関東学生ラクロスリーグ戦◆
10月16日 対慶大 大宮けんぽグラウンド
明学大と東海大を下し、迎えた3年連続となる慶大とのFINAL4。両者一歩も譲らないせめぎ合いが続いたが、残り20秒というところで決勝点を許し5―6で敗れた。
第1Q序盤から試合は動いた。慶大が隙間を縫うような鋭いパスからのシュートで先制。しかし動揺することなく#33桑木(社3)がドローを取りパスを回した。#34門木(営2)のシュートを相手ゴーリーが取りそこね、オウンゴール。ラッキーな形で試合を降り出しに戻した。第1Q10分、#1安田(済4)からのパスを門木がゴールへ押し込み逆転。リーグ戦初めてメンバー入りを果たした門木の高い打点かからのシュートが会場を沸かせた。その後は流れを掴み切れず2失点、2-3となった。
追う展開から始まった第2Q。堅いDFからお互いに得点ができない。突破口となったのは#2ジョーンズ(文3)のシュートだ。角度がない場所から得点を奪い同点とした。第3Qは耐える時間が続く。追加点を奪われ3-4にするも、ファールから1人少ない状態でのDFを#0佐藤(営4)を中心に幾度となくしのいだ。
第4Qはドローを取られそのまま失点し、3-5と追い込まれる。主将・澁谷(文4)が「ここから!」と声をかけチームを鼓舞した。ジョーンズがゴーリー相手に果敢にアタックしダウンボールを狙う。安田がそのボールを拾いシュートを決め4-5。背番号1番と2番が連携で諦めない背中を見せた。後がなくなった残り1分半、ジョーンズが自身2点目となる同点打を放ち5-5とした。立大ペースでサドンビクトリーに入ると思われた残り20秒。まさかの失点を許し5-6。そのまま試合終了となった。
最後まで諦めず戦い抜いた選手たち。3年連続の関東王者とはならなかったものの、接戦でも楽しむ「立大らしさ」は今大会でも健在だった。この悔しさは次の世代へ、ULTIMATESは笑顔で挑戦を続ける。
(10月17日・本間早瑛)
◆コメント◆
主将・澁谷選手
ー今日の感想
悔しいの一言だけど、でも立教らしさが出せた試合で、全力で戦えたと思います。
ー立大らしさとは
接戦でハーフタイムになった時でも笑ってる雰囲気とか、ベンチの雰囲気明るいままいけたなと思います。やっぱり接戦だと縮こまりがちだけど、笑顔でゲームに入れたのは良かったかなと思います。
ー4年生(同期)はどんな存在ですか
自由で優しい人たちでしたね。全部寛容だし、チームの雰囲気とかもしっかり作ってくれた学年でした。そういうところは尊敬してたし、頼りにしている部分だったと思います。
ー次の世代に伝えたいこと
立教らしさってところはしっかりやって欲しいなと。勝敗ついちゃうのはゲームだから仕方ないけど、しっかり自分たちがやってきたこととか、準備して接戦になっても自分たちらしく、笑顔で挑戦するってところはやってほしいなと思っています。