【女子バスケットボール部】好調立大、最高の雰囲気で開幕２連勝を飾った！

◆第71回関東大学女子バスケットボールリーグ戦◆

９月26日　立大新座キャンパス

リーグ初戦は順大に勝利し、見事春のリベンジを果たした立大。翌日、第２戦の相手として迎えたのは日女体大だ。第１Qは押される展開となったが、第２Q以降で完全に修正。最後まで粘り強く戦い抜いた。

ゴール下まで到達するも、決まらない。試合開始後、互いに惜しいシュートが続く。その均衡を破ったのは、相手の３ポイントシュートだった。直後、連続失点で０－７に点差を広げられる。流れが日女体大に傾いたかと思われた。しかし、立大も黙っていない。#８柴山（社２）が立大初得点となるシュートを決めると、#10西本（法２）、#17山地（社３）が続き、さらに#８柴山の追加点であっという間に逆転。このまま勢いに乗りたい立大だったが、相手のタイムアウトで断ち切られた。流れは日女体大へ戻り、第1Qを８－14で終えた。

相手のディフェンスに囲まれながらもシュートを放つ#10西本

劣勢で迎えた第２Q。開始４分に両校４得点を挙げ、12―18というスコアの中、#17山地がみせた。３ポイントシュートを決めると、間髪入れずにもう１シュート。５失点となった相手はタイムアウトの声を上げた。第１Qではタイムアウトで流れをつかみ切れなかった立大だが、今回は違う。相手の３度のファールなどで着実に点を奪い、26―22と再び逆転に成功した。

レイアップシュートを決める#16芳賀（社４）

後半に入っても勢いは止まらない。#13小山内（営４）、#26西山（営３）らが相手のリバウンドを確実に処理し、攻撃に繋げる。一人一人の丁寧なプレーが、勝利への道筋を示した。点を取り合う展開となった第３Q。立大は21得点を挙げ、点差を守り切った。

第４Qは完全に立大ムード。シュートが決まるたび、立大ベンチからは黄色い歓声が沸き上がる。残り３分、左から切り込んできた#８柴山が、相手に押されながらもレイアップシュートをねじ込んだ。このプレーには、ベンチ総立ちの大興奮。最後は#26西山のブザービートで、61―48と勝利を収めた。

リーグ戦開幕２連勝で勢いに乗る立大。チームの雰囲気は間違いなく最高だ。次戦も「全員バスケット」で勝利を目指す。

（９月28日・冨田夏希）