【ハンドボール部】初戦を白星でスタート!1部昇格への第一歩を踏み出した!
◆関東学生秋季2部リーグ◆
8月29日 立大26−23明星大 駿河台大体育館
前半は白築(営4=法政二)や主将・角田(営4=法政二)を中心に点差を広げ、試合を優位に進めた。後半は退場が重ねるなど流れが悪くなったが、退場時には最少失点で切り抜け勝利をつかんだ。
試合は序盤から競り合う形になった。右サイドの白築のサイドシュートや左サイド・角田のパスカットからの逆速攻で得点を重ねるが、相手も食らいつき中々流れをつかむことができない。しかし、開始11分に流れが傾いた。相手の反則で2分間の退場と7mスローを獲得。角田がキッチリ決めると数的優位を活かし、一気に攻勢を強めた。大久保(営1=浦和学院)の連続得点もあり、前半を16対12で折り返す。
試合はそのまま終わらなかった。白築、三谷(営2=愛知)の両サイドを中心にサイドシュートで前半につけた4点差を更に広げていく。しかし、後半20分に危機が訪れる。反則による退場が重なり、コート内は4人対6人に。一気に相手は勢いに乗り、約2分間攻守ともに大きなハンデを背負った。しかし、ここで立大の底力が発揮される。守備では数的不利をフットワークでカバー、攻めては技ありのブラインドシュートで得点。危機的状況化で点差を詰められることなく乗り切った。一時は2点差まで迫られたが、キーパー・後藤(営4=愛知)の好セーブにより点差を守り切り26対23。初戦を白星でスタートし、昇格への第一歩を踏み出した。
昨年の秋リーグは入れ替え戦なし。春のリーグ戦は中止になり、1部復帰の機会に恵まれなかった立大。ついに昇格への足掛かりとなるリーグ戦が始まった。まずは初戦を勝ち切ったが、課題も見えてきた。「8月上旬の東日本インカレ後から試合と離れていたことで試合勘が戻っていない」と中川監督は語る。実際に今回の相手、明星大には昨年はトリプルスコアで勝利している。リーグ戦を戦う中でどれだけ連携や試合の感触を確かなものにすることができるかが今後の勝利の鍵になるだろう。来週からも1戦必勝で1部復帰に突き進んでいく。
(8月29日・八村慶介)