【ラグビー部】粘り強さを見せるも、無念の黒星スタート
◆関東大学春季大会◆
5月16日 対東洋大 立大富士見総合グラウンド
関東大学春季大会が16日、立大富士見総合グラウンドで行われ、新体制での初試合は東洋大と対戦した。ピッチコンディションの悪い中、初戦を勝利で飾りたい立大であったが、相手の猛攻を防ぐことができず、14-57で敗戦を喫した。
立大は序盤からボールを繋ぎながら果敢に攻め込む。しかし、前半5分、東洋大の攻撃を止めることができず、トライを許してしまう。立ち上がりから失点してしまい、試合の主導権は東洋大に握られてしまう。その後も反撃のチャンスが巡ってこないまま、相手の猛攻に耐える時間が続く。結局、0-38とスコアを離され、無得点のまま前半を終えた。
後半に入り、何とかして得点差を縮めたい立大は、相手陣地に攻め込む時間が増えていく。そして、後半11分。ペナルティを獲得すると、粘り強くパスをつなぎ、ボールはWTB天羽(コ2)の手に渡る。快足を飛ばし、トライを決めた。FB安藤(観3)のコンバージョンキックも決まり、スコアを7-45とする。この勢いのまま得点を積み重ねるべく、立大は守りながらも、攻撃の姿勢を崩さなかった。しかし、東洋大も負けじと粘り強い守備を見せ、得点を許さない。
試合も終了間近となった後半40分、立大は得点のチャンスを掴む。敵陣ゴール付近でのラインアウトから、ボールを受け、モールでそのまま押し込みHO三村真嶺(コ1)がトライを決める。最後に粘り強い攻撃を見せた立大であったが、14-57で敗戦を喫した。
試合後、金子(済4)はディフェンスの連携がうまくいかなかったと改善点をあげた。次戦の専大戦へは、チャレンジャーの気持ちを持って挑むと気合十分に語り、勝利への意気込みを感じられた。
(5月21日 瀬尾高徳)
◆コメント◆
LO 金子(済4)
-試合の振り返り
前半の入りが悪くて、自分たちがやろうとしていた前に出るディフェンスというところで、前には出られたんですけど、ディフェンスの連携でうまくいかなくて、どんどん前に出られてしまったところが反省です。それを後半立て直して、できたのはよかったです。
―立ち上がりが悪い中で、どのような声かけをしたか
試合前に目標を決めてたので、それを振り返りの軸として、しっかりできてたか確認しました。また、次はどういうことをしていくか話して、前を向いていこうって話し合いました。
―次戦の専大への意気込み
僕たちの課題として、立ち上がりが悪い部分があるので、しっかり立ち上がりからチャレンジャーの気持ちを持って前に攻めていきたいと思います。