【野球部】打線爆発！２桁安打２桁得点の猛攻で秋の王者・早大を下す！ 〈春季リーグ戦 早大１回戦〉
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◆2021年度東京六大学野球春季リーグ戦◆
打者成績
| 位置 | 選手名・学年・出身校 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 | 本塁打 |
| ［８］ | 道原（法３＝駒大苫小牧） | 3 | 3 | 1 | 2 | 0 |
| ５ | 佐藤（コ３＝福岡大大濠） | 1 | 0 | ０ | 0 | 0 |
| ［６］ | 井上剛（コ３＝佐久長聖） | 5 | 2 | ０ | ０ | ０ |
| ［９］ | 太田（コ４＝智辯学園） | 3 | 1 | ０ | 3 | ０ |
| ［４］３ | 山田（コ３＝大阪桐蔭） | 5 | 2 | 3 | 1 | 1 |
| ［３］ | 東（社４＝福岡大大濠） | 6 | 1 | 3 | 0 | 1 |
| ４ | 齋藤大（コ１＝東北） | 0 | ０ | ０ | 0 | ０ |
| ［５］ | 吉岡（コ３＝広陵） | 4 | 2 | １ | １ | ０ |
| R | 森村（法３＝國學院久我山） | ０ | ０ | ０ | 0 | ０ |
| １ | 栗尾（コ４＝山梨学院） | 0 | ０ | ０ | ０ | ０ |
| １ | 宮（営３＝國學院栃木） | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ |
| ［７］ | 宮﨑（コ３＝大阪桐蔭） | 4 | 2 | 0 | 0 | ０ |
| ［２］ | 黒岩（法３＝静岡） | 5 | 1 | ０ | 0 | ０ |
| [１] | 池田陽（コ２＝智辯和歌山） | 3 | 2 | ０ | ０ | ０ |
| H | 熊澤（文４＝八王子学園八王子） | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| １ | 野口（コ２＝東海大相模） | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ |
| １ | 島田（コ３＝龍谷大平安） | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ |
| １ | 石元（コ２＝佼成学園） | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ |
| 8 | 金川（社４＝立教新座） | 1 | ０ | ０ | ０ | ０ |
投手成績
| 選手名・学年・出身校 | 投球回 | 球数 | 被安打 | 奪三振 | 与四死球 | 失点 |
| 池田陽（コ２＝智辯和歌山） | 5 | 69 | 6 | 3 | 2 | 1 |
| 野口（コ２＝東海大相模） | 1 | 11 | 0 | 1 | 0 | 0 |
| 島田（コ３＝龍谷大平安） | ２/3 | 24 | １ | 0 | 3 | １ |
| 石元（コ２＝佼成学園） | １/３ | 9 | ０ | 1 | 1 | 1 |
| 栗尾（コ４＝山梨学院） | 1 | 17 | 1 | 1 | 0 | 0 |
| 宮（営３＝國學院栃木） | 1 | 16 | 0 | 3 | 0 | 0 |
開幕戦の対法大では勝負強さを発揮し好スタートを切った立大。立ちはだかるのは秋季リーグ戦の覇者である難敵・早大だ。投手戦が予想されたが初回から試合が動いた。先頭の道原が出塁すると東の３点本塁打を含む６安打で一挙５点を獲得する。さらに、４回にも山田の２点本塁打が飛び出し合計16安打10得点を上げた。打線に応えたい投手陣は先発の池田陽を筆頭に６人の継投で要所を締めていく。最後は、宮が三者三振で抑え快勝した。
喜びを分かち合う山田（写真右）と東
試合開始直後から立大戦士の強力打線が猛威を奮った。先頭の道原が右前安打で口火を切ると、快足を活かしニ盗を決めた。立教のリードオフマンが塁上から揺さぶりをかけ、流れを掴み取る。そして、１点を先制しなおも１死１、２塁のチャンスで絶好調の東を迎える。１ボールからの２球目、甘く入ったスライダーを見逃さなかった。打った瞬間に柵超えを確信できる打球はぐんぐん伸びバックスクリーン横に飛び込んだ。昨春対戦時に１安打で抑えられ、辛酸を舐めさせられた好投手・徳山(４年＝大阪桐蔭)を打ち崩しにかかった。その後も勢いに乗り、安打を積み重ね初回で５点の先制に成功する。
本塁打を放つ山田
１打席目に今リーグ初安打、先制適時打を放った立大の主砲は止まらない。４回、先発・徳山を引きずり下ろすと３番からの好打順で２番手・加藤(２年＝下妻第一)を攻め立てる。太田が一塁に飛び込む執念の内野安打で出塁すると続く山田からも一発が飛び出した。高めに浮いた甘い真っ直ぐを捉えると低い弾道でレフトの頭上を軽々と越えていった。「完璧な当たりだった」と山田自身も語る打球は球場内に大きな歓声を生み出した。
力投を見せる池田陽
心強い援護をもらった先発・池田陽は初回からテンポのいいピッチングを見せる。所々で得点圏まで進塁されるも要所を締めホームを踏ませない。３回に先頭、好調の蛭間(３年＝浦和学院)から手痛い一発をもらうが、後続を打ち取り追加点を許すことはなかった。５回を投げて１失点の好投で試合を作り、中継ぎ陣に後を託す。次代のエース候補・池田陽の粘り強さと試合中の修正力を感じさせた。
現在勝ち点2.5で首位に立ち勢いに乗るRIKKIO。打線では先発全員安打、16安打10得点と持ち味の強打を遺憾なく発揮した。これに加えて、先発からの継投も安定すれば一気にリーグ戦優勝に近づく。この勢いを明日の第２戦も引き継ぎ、リーグ戦優勝に向けて１戦必勝で戦っていく。
（４月24日・八村慶介）
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◆コメント◆
初回に３点本塁打を放った＃３ 東
「畳み掛けの本塁打を打ててとても良かったです。（ボールを）捉えた瞬間行くなと思いました。ベンチに戻ってきてチームのみんなの笑顔を見てホッとしました。明日は今日みたいに点差が離れたりする可能性が低いので、しっかり粘り強く自分たちのベストが出せるようにやっていきたいと思います。」
２点本塁打を含む３打点を挙げた＃８ 山田
「法大戦で１本も打てなくてやっぱり悔しい気持ちをもってたんで（１打席目は）初球から振り、結果を出そうという強い気持ちを持って（打席に）立ちました。いつもの安打より数倍嬉しかったです。（３打席目の本塁打は）自分も打った瞬間という感じで、完璧だったと思います。徐々にですが、（打撃の）調子は上がってきているので、また明日も打ちたいと思います。」
２番手として好投を見せた＃14 野口
「自分の結果の前に立大が勝てばいいと思っていたので、自分の結果よりもチームが勝てたことが一番嬉しかったです。（投手陣の中での役割は）池田選手がエース格として投げているので、中継ぎとして任されたイニングをしっかり抑えていくという立ち位置だと思うので、チームの勝ちに貢献できるかがポイントになると思います。今いい感じできているので、このまま勝ち点を積み重ねて、結果的に優勝できればいいなと思っています。」
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