得点を確認する松居

【洋弓部】先を見据えた「30メートル練習しよう」

◆4月12日 明大戦◆

来月に控えるリーグ戦にむけ、課題が明確になった。
明大との練習試合にて、団体計2518点(上位4人の合計)を記録。久しぶりの試合に差をつけて勝利したものの、終わって口々にしたのは「30㍍練習しよう」。一喜一憂せず、先を見据えていた。

注目すべきは、団体戦に出場した7人中3人が2年生。昨年度は多くの試合が開催されず。下級生が試合経験を積んだ。

得点を確認する松居

得点を確認する松居

◆松居留輝◆
1,2エンドで連続して47点を記録し、
「最低限は取れた」と順調な滑り出し。しかし、続く30㍍で大きく崩した。誘因は得点の記録ミスに気づけなかったこと。結果的に4エンドは28点となり、悔しさをにじませた。終盤まで引きずってしまい、「落ちたエンドからの立て直しが課題」と自身を振り返った。悔しさは試合で取り返す!続く日体大戦で躍動する。

試合中笑顔を見せる横田。眼帯は片目でつぶれないことからの苦肉の策だという。

◆横田立樹◆
直近の練習では、状態がなかなか上がらず。「チームの士気を上げることで、自分の士気も上がれば」とモチベーターの役割も担った。30㍍終盤では50点前半を記録し(スコアの)プラスが作れなかったことを課題にあげ、
「30㍍を中心に練習して次も試合に出たい」と意気込んだ。眼帯の下には、さらに高いスコアを目指す鋭い眼を光らせている。

矢を放った加藤

矢を放った加藤

◆加藤瑠◆
初出場を果たし、「普段どおり」と試合に臨んだ。「(団体戦で)外したら大きな影響が出る」と30㍍で焦りが生まれ、50点前半を記録。脱力感あふれるフォームから放たれる鋭い矢の行方に今後もご注目。

(4月12日 矢作峰士)

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