【野球部】立大の武器、強打を発揮し接戦を制す!

◆2021年度春季オープン戦◆

4月2日 対中央学大 立大新座キャンパス

春のリーグ戦に向けて調子を上げていきたい立大ナイン。2回に2点を先制されるも、5回に井上剛(コ3=佐久長聖)の二塁打で逆転に成功。また、6回に東(社4=福岡大大濠)が2試合連続となる本塁打を放つなど合計 10安打5得点で4試合ぶりに勝利した。

先発の島田(コ3=龍谷大平安)は2回に四球から無死満塁のピンチを迎え、2点を先制されてしまう。しかし、その後は力強い直球とキレのある変化球でアウトを積み上げていく。そんな島田を4回、クリーンナップが援護する。2アウトから3番・太田(コ4=智辯学園)が四球で出塁すると続く山田(コ3=大阪桐蔭)、東(社4=福岡大大濠)の連打で 1 点を取り返した。追い込まれた場面でのクリーンナップの勝負強さが表れた 1 点だった。

5 回、2番手で小幡(コ4=立教池袋)がマウンドに立つ。初球から制球の高さを見せつけゴロの山を築いていく。1 イニングを 6 球で抑えるテンポのいい投球を見せると、打線もそれに応え下位打線からチャンスを作り出す。

テンポのいい投球をする小幡

相手の失策も絡み無死 3 塁で前の打席で安打を放っている井上剛(コ3=佐久長聖)を迎える。相手の隙を無駄にすることなく、この打席でもライト線に切れていく二塁打を放ち、ついに勝ち越しに成功する。まさに投打がかみ合い流れをつかんだイニングだった。

適時打を放つ井上剛

さらに、6 回には無死 1 塁で東が打席に立つ。フルカウントからの6球目、甘く入ったストレートを見逃さなかった。芯でとらえた打球はレフト頭上を越え、場外へ吸い込まれた。2 試合連続となる本塁打を放ち点差を3点に広げ 4 試合ぶりの勝利を果たした。

本塁打を含む10安打5得点と持ち味の強打を発揮した立大。2アウトに追い込まれてからの繋ぐ打撃や守備でリズムをつくってからの攻撃などチームとしての強さが表れる場面が多くあった。積極的な走塁や繋ぐ打撃などを継続していくとともに課題を見つめ直して、春季リーグ優勝への最終調整を行っていく。

(4月2日・八村慶介)

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