【男子ラクロス部】新主将・櫻井4得点の大暴れ!強敵早大相手に数年ぶりの勝利
◆六大学戦◆
3月23日 対早大 埼玉・所沢航空公園
初戦の撃ち合いを制した立大。勢いそのままに強敵・早大に挑んだ。「入学してから1度も勝てていない」。主将の櫻井(済3)はここ数年勝てていない相手だけに厳しい戦いになると想定していた。
予想どおり、試合はシーソーゲームの様相を呈した。第1Q開始5分にいきなり櫻井が魅せる。相手ディフェンスのわずかな隙間からゴールを決め、チームを勢いづけさせた。
第2Qは相手の反撃に合う。同点に追いつかれ、立大も負けじと攻めるが決め切ることができない。終了間際に勝ち越しを許した。しかし、第3Q開始直後櫻井が同点のゴールを決め、試合の流れが変わる。勢いに乗った櫻井はその後も2点を取り、完全に立大ペースになった。
試合が決まったかに見えたが、クォーターごとに試合の流れが変わるのがラクロスの恐ろしいところだ。最終第4Q、開始わずか6分で同点に追いつかれた。これ以上点は許さないと立大ディフェンス陣の凄まじいプレッシャーが早大に襲いかかる。守備の粘りに応えたいオフェンス陣。巧みなパス回しから相手ディフェンス崩し、松本(文2)が待望の勝ち越し点を決めた。しかし、早大も粘りを見せ、すぐさま同点に追いつく。
勝負が決まったのは試合終了間際。再び松本がゴールを決め、立大ベンチが湧いた。相手選手が呆然とする中、立大の選手たちは喜びを爆発させた。試合後、櫻井は自身が入部してからは初の早大戦白星に「これからのラクロス部にとって大きい試合になった」とチームの成長を噛み締めた。
(3月31日・渡部広大)
◆コメント◆
#3 主将・櫻井
ー全体的な振り返り
僕らが入学してから一度も勝てていない早稲田に対して絶対に厳しい戦いになることは想定してたんですけど、その中で接戦を制せれたのはこれからのラクロス部にとって大きい試合になったと思います。
#96松本
ー決勝ゴールを挙げた
ATというポジションになってから点を決める仕事なので、そこもちゃんと果たした上でチームの戦術がうまくいったのがすごい良かったかなと思います。