【野球部】中継ぎ陣が奮闘を見せるも打線が繋がらず惜敗
◆2021年度春季オープン戦◆
3月28日 対東芝 立大新座キャンパス
連戦連勝で迎えた東芝との一戦。先発の宮(営3=國学院栃木)は立ち上がりから制球が定まらず、序盤から3点を奪われる。しかし、5回以降は中継ぎ陣が好投を見せ、追加点を与えなかった。対する打線は、太田(コ4=智辯学園)、安藤(コ3=立教新座)らが安打を放つも、打線がつながらず完封負けを喫した。
先発した宮は立ち上がりから制球が乱れる苦しい投球。2回、1死から安打と四球で最初のピンチを迎える。次打者は三振を奪うも、続く9番打者に中前適時打を許し、先制点を奪われる。続く3回にも、3本の安打で追加点を与えてしまう。しかし、その後は粘りの投球を見せ、最少失点で切り抜けた。
2番手の島田(コ3=龍谷大平安)は、持ち前の速球を武器に、5回、6回を丁寧に締める。3番手の栗尾(コ4=山梨学院)はとりわけ好調で、テンポの良い好投を見せ、東芝の強打線を相手に追撃を許さなかった。
反撃したい打線は3回、2死から宮、道原(法3=駒大苫小牧)の連打でチャンスを作る。しかし、後続が断たれ、得点には繋がらなかった。6回には安藤が右翼線を破る二塁打を放つと、続く太田も相手の失策を誘いチャンスを広げる。ここで主砲・山田(コ3=大阪桐蔭)を迎えるが、レフトフライに打ち取られ、得点とはならず。その後は、相手の中継ぎ陣を前に苦しめられ、完封負けを喫した。
結果として敗戦はしたが、攻撃では常に先の塁を狙う積極的な姿勢を見せた立大ナイン。また、奮闘する投手陣に対して、野手やベンチメンバーが幾度もポジティブな声をかける姿もあり、選手同士の結束力の高さを証明した。来たるリーグ戦に向け、チームとしての地力は充分に練り上げられつつある。
(3月28日・永﨑勇汰)