【テニス部女子】インドアインカレ開幕直前インタビュー!(ダブルス:淺野汐香・木村菫ペア シングルス:山田悠理)
直近の関東大会の開催中止が決定し、未だに活動の制限が続く中、立大からは3選手が全日本学生室内テニス選手権大会に挑む。通常のインカレとは異なり、これまで獲得したポイントのランキングによって出場が決定するため、かなりハイレベルな戦いとなる。
ダブルスでは淺野(社2)・木村(文1)ペアが出場するが、今回が初の大会。ストロークを得意とする淺野に対し、前に出て果敢に攻める木村、それぞれの役割がしっかりしているのが強みだ。1.2年生ペアとまだまだ勢いの止まらない2人のプレーに注目したい。
(淺野)こんにちは、汐香です
(木村)こんにちは、菫です
―ペアの相性は
(木村)相性はいいです!
―本当に
(淺野)いいです!
(木村)本当ですか?(笑)
―今後もこのペアは続くのか
(木村)春にある大会は次の1年生が入ってくるからまだ分からないかも
(淺野)次の1年生もダブルス上手な子が入ってくるみたいなので
―インドアに立大が出るイメージあんまり無い
(淺野)結構レアらしいです、こんなに出るの。しかも男女で出てるのでより珍しいみたいです
―1回戦の相手は
(淺野)インカレのリベンジです。1人同じ相手なんですよ
―やりにくい相手なのか
(淺野)左利きにしては、そこまでやりにくいとは思わなかったです
(木村)私は典型的な左利きがすごい苦手で。左利きって結構グリグリだったりするじゃないですか
―汐香は最近前でも動ける
(淺野)えっと…。まあ存在感だけ放っておきますね(笑)。圧はすごいんですよ。私そんな動いてないのに「出てる出てる」って言われる
―汐香は後輩と組むの初めて
(淺野)人生で初めてなんですよ
(木村)え、高校の時は
(淺野)ずっと同期だったの。先輩と組んだのも大学入って2回だけでした
―菫は先輩と組むの慣れた
(木村)私も彩夕里(小林=営3)さんが初めてだったので、今回2回目です
(淺野)彩夕里さんと私のテニスが結構違うので分かんないですね
(木村)彩夕里さんとはタイプが似てて、汐香さんとはちょっと違うのでそれぞれやりやすさはあるかもしれないです
(淺野)やった!!
―インドアと普通のインカレにレベルの差はあるのか
(木村)インドアはランキングで決まるので、純粋にポイントが高い人がいるみたいな感じ。インカレはその時に勝ち上がった人だから実力がある人はもちろん多いけど、インドアはランキング上位だから強いのかな
―目標は
(淺野)(木村)初戦は勝っていきたい
―ペアの強みは
(淺野)飛び出しとか。あとは菫がどこでも取ってくれる
(木村)汐香さんの良いところは何しても許してくれるところ
―楽しくできそうなペア
(木村)思い切りの良さが強みなので
(淺野)気落ちして、引き気味になったら終わりなので菫の良さを引き出せるように頑張ります。応援しててください
―先輩後輩が逆になってる
(木村)いやいや、私が頑張りますね!
―まだ練習は残ってる
(淺野)金曜日にあるので、頑張りますね!
(木村)頑張りますね!
―最後に意気込みを
(木村)思い切ります!飛び出します!
(淺野)バズーカ打ち込みます。あ、バズります!
2年次の10月に行われた関東大会では予選からのスタートにも関わらずベスト16入りを果たし、インカレ出場権を獲得した山田(営2)。翌月に行われたインカレでは、初出場とは思えない堂々としたプレーを見せベスト32という結果を残した。けがや不調が続いた1年次から大躍進。ストイックさを武器に日々成長し続ける彼女の活躍に期待がかかる。
―今回のドローは
普通に選手のレベルが高いので、そう考えると悪くは無いかなって感じです
―最近けがとかは
年末はちょっと痛いところとかあったんですけど、ちょうどオフに入るタイミングだったのでしっかり休めました。最近は靴新しくしたら足の甲痛くなっちゃって、その靴やめました(笑)
―目標は
とりあえず一個は勝ちたいです!
―部活全体の雰囲気は
最近はフリー練習が多くて、普段の春休みの練習はできてないんですけど、そんなに目立ったこともなく良い状態かな。でも直近の大会中止が決まって、今後のモチベーション維持ってところが難しいのかなって思いますね
―今の調子は
練習は外で風も強いので、本番の室内のハードコートとはだいぶ違って。あんまり調子が良いのか悪いのかよく分からないです。困っちゃうほど悪いわけではないので、こんなもんかなって感じです!
♡淺野汐香(あさの・きよか)
愛知県私立愛知啓成高等学校出身。社会学部現代文化学科2年。1年次からリーグ戦メンバーに選ばれ、関東大会ではダブルス、シングルス共に結果を残してきた。主戦力であり、ムードメーカーでもあるチームには欠かせない存在だ。
♡木村菫(きむら・すみれ)
千葉県私立麗澤高等学校出身。文学部教育学科1年。高校3年次にはそれまでの結果を大きく塗り替え、全日本ジュニアダブルス優勝を果たすなど実力は折り紙つき。さらに、持ち前の明るさと人懐っこさで周囲を和ませるのも彼女の強み。
♡山田悠理(やまだ・ゆうり)
埼玉県私立浦和麗明高等学校出身。経営部経営学科2年。2年次から関東でも全国でも着実に結果を残し、絶賛成長中の逸材。一見、真面目でストイックな選手に見えるが、部員から打ち方や走り方をいじられる場面も…。
(2月18日 取材・編集 藤部千花)