【重量挙部】久々の実戦!期待の新星がついに輝く!

◆令和2年度立教大学重量挙部記録会◆

12月12日 立大新座キャンパス

新型コロナウイルス感染症の影響で、今年度は多くの大会が延期、中止となった。社会の状況は前進と後退を繰り返し、先が見えない状況が続いている。
重量挙部も例外ではない。しかし、その中でも今後に向けた「指針」を作るため、立大独自の記録会が開催された。

「ずっと大会がない中で、目標を作るということ」
開催経緯について、主務の神谷(法3)は語る。その言葉通り、部にとってこれが約1年ぶりの実戦機会となった。

久々の記録会を前に気分を高める選手たち。手前は唯一の4年生である鋤柄(コ4)

苦しい状況の中で始まった記録会。そこで大きな成果を見せたのは部唯一の1年生、井川(理1)だった。大学に入ってから我慢の日々を送ってきた新星が、初めての試合で堂々の最優秀選手賞に選ばれた。

バーベルを上げて歯を食いしばる井川

試合後、「最近の感じからして、もう2キロぐらい行けたんじゃないか」と語った井川だが、スナッチ84㌔、クリーン&ジャーク111㌔、トータル195㌔はいずれも自己ベスト。しかし「3月のインカレではあと5、6㌔ぐらい増やせるように」とさらなる進化を目指す。

試合後、主将・永井(コ3)を中心に笑顔を見せる選手たち

今回の記録会について、主将の永井は「男子は3月のインカレに向けて、女子は公式戦はないけれど、ちゃらんぽらんにならずに頑張っていきたい」と話した。
次は、いよいよ他大と体育館での実戦となるだろう。そこへ向けて「指針」を作った選手たちは、さらにたくましくなって晴れ舞台へ帰ってくるに違いない。

(12月12日・濱渡晏月、生駒之和)

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