【サッカー部】菅原の同点弾も一歩及ばず…日体大に2年連続シーズンダブル(第20節)
◆JR東日本カップ2020第94回関東大学サッカーリーグ戦【2部】◆
12月6日 対日体大
関東2部リーグ第20節が6日に行われた。日体大と対戦した立大は32分に先制を許すも72分に菅原(コ4=横浜FC・Y)の今季初得点で同点に追い付く。その後も追加点を狙ったが77分に勝ち越し点を献上し、1−2で敗れた。昨季の日体大戦は2連敗、今季も前期に1−2で敗れていたため、2年連続でシーズンダブルを許す結果となった。
立ち上がりから背後のボールに抜け出した宮倉(法3=川越東)がゴールを目指す。前線からの連動した守備でボールを奪取した宮倉がクロスを上げ、中で待っていた堀(異2=ジェフユナイテッド千葉U−18)が合わせたがボールは枠外へ。6分にも鮮やかなパスワークから桐が抜け出しシュートを放ったがゴールを奪えない。
GK林(コ4=JFAアカデミー福島)を中心とした守備陣は集中力を高く保ち相手の攻撃に対応。14分にはゴール前で相手フリーキックのピンチを迎えたが、林のパンチングでゴールを割らせなかった。
しかし、31分に中盤でボールを失うと、ゴール前まで一気にボールを運ばれ失点。その後は宮倉を中心に攻撃陣が多くのチャンスをつくるも得点を奪えず、前半を0−1で折り返す。
同点に追い付きたい後半は、63分にPKを獲得。宮倉がキッカーを務めたが、ゴール左隅を狙ったシュートはGKの好セーブに阻まれた。それでも、72分に桐のクロスボールに菅原が合わせ試合を振り出しに戻す。
その後も勢いそのままに相手ゴールに迫ったが、77分に巧みなパスワークで中盤を崩され勝ち越し点を献上。終了間際の85分からは木本(文4=都立駒場)、平林(営4=八千代)ら4人を投入したが追い付けず、そのまま1−2で敗れた。
今季初得点の菅原は「残留を決めるために絶対に勝たないといけなかったから、率直に悔しい」と試合を振り返った。また、今後の戦いに向けては「チーム一丸となって準備をして勝ち点3を取り切りたい」と意気込んだ。