攻撃のチャンスをうかがう大澤(写真右)

【レスリング部】横田は急遽出場取りやめ、大澤はフォール勝ちで1回戦突破も、2回戦で勝てず

◆令和2年度東日本学生レスリング選手権大会秋季大会◆

11月26日 駒沢オリンピック公園総合運動場体育館

攻撃のチャンスをうかがう大澤(写真右)

攻撃のチャンスをうかがう大澤(写真右)

無観客で行われた東日本学生レスリング選手権大会。選手権の部においては立大からは61キロ級に大澤(法3)と92キロ級に横田(法4)が出場予定だった。しかし、横田の対戦相手の所属する日大が新型コロナウイルスの影響により出場を見送ったため、横田の出場も取りやめとなった。大澤は1回戦をフォール勝ち、2回戦は昨年度同大会57キロ級において準優勝を収めた専大の岡本にテクニカルフォール(※1)負けとなった。
大澤は1回戦、開始後1分ごろまで相手とにらみ合いの状態が続いた。その後、相手にパッシブ(※2)の判定が与えられ1-0。ここから勢いに乗った大澤は技を連続で仕掛け、試合時間を3分30秒以上残してフォール勝ちとなった。2回戦目は組み手争いに苦戦し、大澤にパッシブの判定が与えられてしまう。相手に技をかけられ0-2でインターバルに入る。2ピリオドに入る直前でマットサイドに設置してあるタイマーの表示が消え、試合が中断してしまうトラブルが発生。約10分後に試合が再開となった。1ピリオドの時よりも攻めの姿勢で攻撃のチャンスをうかがうも相手に隙をつかれてしまい、残り2分ごろに連続ローリングによりテクニカルフォール負けとなった。
先日、主将・主務の引継ぎも行われ大澤(法3)が主将、加藤(法2)が主務に就いたレスリング部。立同定期戦が中止となったため、天皇杯に出場予定の横田以外は今年の公式試合をすべて終えたことになる。横田にとって最後の公式戦となる天皇杯での活躍も見逃せない。

(11月26日・佐藤眞子)

※1
テクニカルフォール…男子フリースタイルと女子は10点差、男子グレコローマンは8点差がついた時点で試合が終了する
※2
パッシブ…消極的なプレーをした場合に与えられるペナルティのこと

◆試合結果◆
61キロ級 1回戦 (フォール勝ち)
大澤拓也(立大) 3-0 小島 (慶大)
61キロ級 2回戦(テクニカルフォール負け)
大澤拓也(立大) 0-10 岡本隼人(専大)

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