【サッカー部】宮倉が5戦連発!逆転勝利の立大、2連勝で7位浮上
◆JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦 【2部】◆
11月7日青学大
関東2部リーグ第16節が11月7日に行われた。青学大(12位)と対戦した立大は8分に失点するも22分に立川(済3=浦和レッズY)のゴールで追いつき、前半を1-1で折り返す。後半序盤は膠着(こうちゃく)した展開が続くが、70分に宮倉(法3=川越東)が決め逆転勝利を収めた。この結果、立大は勝ち点を「18」に積み上げ7位に浮上した。
序盤にセットプレーから先制点を献上するも、選手たちは落ち着いていた。最終ラインから中盤の木本(文4=都立駒場)、穴吹(法3=三菱養和SC・Y)へと丁寧に繋ぎ、そこから両サイドの堀(異2=ジェフユナイテッド千葉U-18)、本田(済4=JFAアカデミー福島)を使った攻撃を組み立てていく。
すると22分に堀の右CKに立川が頭で合わせ試合を振り出しに戻す。その後も厚みのある攻撃を仕掛け敵陣深くまで迫るもゴールを奪えず、前半を1-1で折り返した。
勝ち点3が欲しい立大は後半も最前線の宮倉をターゲットにし、シンプルな攻撃で相手ゴールに迫る。相手DFが引いた際には両サイドからチャンスを作りバイタルエリアでボールを受けた小林(コ4=東農大三)、立川がドリブル突破を図る。ペナルティエリア内に侵入しシュートを放つシーンも見られたが、なかなか追加点を奪えない。
それでも最後は立大の長身ストライカーが試合を決めた。1-1のまま迎えた70分。堀の正確な左CKがニアサイドに入ると、宮倉が相手のマークを外し完璧なタイミングでヘディングシュートを放つ。ゴール右隅に吸い込まれるボールを見届けると、背番号19は両手を広げ喜びを爆発させた。「点取れる気しかしなかった」。今季出場6試合6得点と決定力の高さを見せつけ、5試合連続となるゴールでチームを逆転勝利に導いた。
5勝3分8敗の立大の次節の相手は2位の拓大。好調の宮倉は「今季10得点はいきたい」と意気込みを語る。連勝の勢いそのままにチーム一丸となって3連勝を目指す。
◆コメント◆
1点目を決めた立川
「久しぶりのセットプレーから得点っていうのと、堀のボールが良かったので、あとは当てて決めるだけでした。次節から2週連続上位2チームと戦うので0で抑えて勝ち点1を取るのをベースに考えて負けないようにしたいです」
5戦連発の宮倉
「今日は堀が何回もいいクロスを上げてくれたので当てるだけで、こっちも決めなきゃって感じでした。課題としては開始早々の失点を無くしていきたいですね。目標の勝ち点は「25」です」