【サッカー部】悲願の勝ち点３！勝利の女神は立大に微笑んだ

◆JR東日本カップ2020　第94回関東大学サッカーリーグ戦　【２部】◆

11月１日　対神奈川大

11月１日、「声出してくぞ！」の掛け声で第15節神奈川大戦が始まった。立大は連敗続きでもう後には引けない、勝ち点３を目指し気合十分であった。
相手ボールでキックオフ。前半は相手にＣＫやＦＫを与える場面が見られたが、ＤＦ陣がしっかりクリアする。守りだけでなく、立大も攻撃を仕掛ける。前半18分立川(済３＝浦和Ｙ)のＦＫを堀(異２＝千葉Ｕ‐18)がゴール前で受けるが相手に奪われる。その後も立大は攻撃を続けたが得点に結びつけることはできなかった。相手も負けずとゴール前まであがってくるが木本(文４＝都立駒場)のスライディングやＤＦ陣の活躍で前半は両者譲らず０－０で折り返した。

６２分、相手に先制点を奪われた。少し顔に曇りが見られるも、田中(法４＝桐光学園)が「まだまだここから！」とチーム全体に声をかけゴール前まで攻めあがる。どうにかしてチャンスを得点に繋ぎたい。すると70分、右サイドにいた堀が狙いを定め、正確なキックでゴール前にいた宮倉(法３＝川越東)にパスをつなぐ。ゴールに背中を向けてのキャッチだったが回転しシュートを放つ。相手に追いつき１－１。

体を張って相手と接戦する宮倉

82分、相手ＧＫのキックで落ちたボールを木本が突っ込みそのままドリブルで左ゴール前まで運んでいく。そして宮倉が走り、合わせて右足でボレーシュート。チームも声をあげて彼に駆け寄る。その後も相手に得点を与えることなく２－１で試合終了。８試合ぶりの勝ち点３。これには涙を流す選手もいた。

試合後チームメイトとハグをする林

次節は７日、対青学大。流れに乗り勝ち点３を収め、満面の笑みを見せてほしい。

(11月５日・河野なつみ)

◆コメント◆
「悪い流れから抜け出せてよかった。得点は正直取れる気しかしなかったし、今後も取り続けていきたい。次節は失点ゼロを目標に全員で守備をして勝利を勝ち取りたい。」(宮倉)
「アシストの場面では、まずセカンドボールを拾うことができたことが良かった。その勢いのまま運ぶことができ、クロスは宮倉が中に入ってくると信じて上げたので、上手く合わせてくれて嬉しかった。さらに勝ちを積み上げられるようまた練習に取り組んでいきたいと思う。」(木本)