【射撃部】 #10月クローズアップ対談企画 4年川崎×2年野邊対談 自分と向き合う競技

帰ってこられる場所

―――再開できるようになって久しぶりに撃った感触は。
川)まず標的に当たるかが心配で。練習はしっかりやっていたと思うので。(ブランクは)そんなに感じなかったです。
野)毎回自宅で練習の時はオンラインミーティングで練習内容を話してちゃんとやっていたので、そんなに。
川)みんなでミーティングをしてから始めようっていうことをしていたから、確かにね。そこは帰属意識、自分が射撃部の代表として出るんだっていうことを忘れないようにして欲しかったけど、みんなどうだったんだろう。ちゃんと伝わっていたかな。

―――射撃部の特徴は。
川)なんだろう、なんだと思う?
野)僕が感じたのは、射撃は自分でどこが悪いか考えるので、そこは他にはないのかなと思いました。自分で思ったことをノートに書いて、本当にわからないことをコーチや監督に聞いて。自分と向き合っているなと感じます。

―――部員の雰囲気は。
川)フワフワした人、楽観的、良く言えばポジティブな人が多いですね。
野)僕は途中入部したんですけど。先輩も話してくれたりとかわからないことを聞いたら教えてくれたり、人数も少ないので、そういう意味では優しい。

後輩に声をかける川崎。アットホーム部の雰囲気づくりに一役買っている

後輩に声をかける川崎。アットホームな部の雰囲気づくりに一役買っている

―――川崎さんはどういう意識で後輩と向き合っていますか。
川)そもそも私が射撃部に入った理由は、射撃もやりたいっていうのもあるんですけど、友達を作りたいっていうのがありました。競技へのモチベーションが低くなってしまったときでも、練習に行きたいと思える部にしたいなと思っています。みんなで仲良くっていうのは大事にしていたところです。競技を楽しくやるために部に入っているのだから、部の雰囲気を良くしたいなっていうのが大前提です。モチベーションが下がってしまって練習に行きたくない時がある気持ちも私は理解してるので、みんな仲良く受け入れてくれるようなところが私はいいなと思います。

―――どんな1年生に入って欲しいですか。
川)自分から率先して動いてくれる子がいいなと思います。自分の内面と向き合う競技なので、誰から何か言われて動くのではなく、自分で動けるといいかなと。
野)雰囲気がいいからぜひ一回富士見に来てみてほしいです。
射撃部
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(10月29日 取材・矢作峰士 編集・川田怜旺)

「立教スポーツ」編集部では現在の活動状況を鑑み、10月号は紙面の発行を行わず、Web記事(クローズアップ)での情報発信をする運びとなりました。取材にご協力いただいた各部の皆様、ありがとうございました。

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