【バレーボール部】 初白星ならずもルーキーの活躍光る
◆2020年度秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦 代替大会◆
10月18日 対山梨学大 国士大町田キャンパス
新型コロナウイルスの影響により春季リーグ戦、秋季リーグ戦ともに中止となり、代替大会が10月3日より開催されている。入れ替え戦はなく無観客試合と従来のリーグ戦とは異なる形ではあるが、立大は2部上位進出を目標に掲げ臨んでいる。
ブロックに飛ぶ#12井原(済2)と#13高橋(社2)
第4戦となった18日は高さのある山梨学大の攻撃に苦しんだ。第1戦の対亜大戦、第2戦の対国武大戦、第3戦の対法大戦に続き悔しい敗戦となったが、この日はルーキー#15伊藤(済1)の活躍が見られた。
得点を決めガッツポーズをする伊藤
「先輩方が声を出して助けてくださったので気持ち良く打てた」と伊藤。第1セットから力強いアタックで得点を重ね、点を決めると笑顔でコートを走り回りチームを盛り上げた。1―0で迎えた第2セット。先制点を決めチームを流れに乗せると、勢いそのままセットを取り返した。第3セット以降は相手のマークに苦しんだが、「マークされてきてからもっと決めたかった」と向上心を見せた。
伊藤だけでなく選手たちには終始笑顔が見られ、長い自粛期間を経てようやく開催された試合を楽しんでいる様子が伺われた。悔しい敗戦が続くが「1勝でも多く勝ちたい」と主将・西岡(文4)。次戦は11月1日に行われる中央学大戦。今季初白星を掴みに行く。
(10月27日・洞内美帆)
◆コメント◆
#1 西岡選手
―代替大会のモチベーションは?
コロナで本来のリーグ戦ができなくて代替大会なので入れ替え戦もなくて、上にあがるにしても下に下がるにしても、入れ替え戦がないとモチベーションが持ちにくいという部分は感じています。その中でモチベーションの一つだなと思うのは、7月くらいまでバレーボールできなかったのでやっと再開できて試合ができて、100パーセントの状態ではないんですけど、対戦相手がいて思い切ってバレーボールできるっていうことが今のみんなのモチベーションだと思います。
―主将から見て今年のチームは今までと比べてどのようなチームか
今のチームは仲がいいですね。上下関係が僕が経験してきた代の中で1番フラットな関係だとすごく感じていて、いけないこととか良かったことも下から上に言えるし、上から下も言えるし、コミュニケーションが取りやすい関係っていうのはどの代よりもあるのかなと思います。
#15 伊藤選手
―立大を選んだ理由は
自分の知り合いの先輩がいたっていうのもあって一緒にバレーしたいなって思いましたし、みんなで団結してバレーボールで勝ちたいと思ったから選びました。
―実際立大に入って印象は
今までバレーボールをやってきて楽しいと思ったことがそんなになかったんですけど、立大にきてからは楽しくて、やっぱり楽しくやったほうが練習も盛り上がるのでいい環境でできているなと思いますね。
―大学バレーでの目標は?
まずは、1部に上がることですね。それを目標に頑張ります。