【女子バドミントン部】 #10月クローズアップ対談企画 桝谷×佐藤 ダブルスペア対談!

新型コロナウイルスの影響によりリーグ戦やインカレなどの公式戦がなくなってしまった。4年生も引退し、主将・桝谷の新体制が始まった。先が見えない中でも来年のリーグを目指し、明るく練習に取り組む彼女たち。今回は1年生・佐藤(文1)と主将・桝谷(済3)のダブルスペアに「女子バドミントンらしさ」と「モチベーション」について伺った。

 

女子バドミントン部らしさについて話し合う佐藤(左)と桝谷

 

女子バドミントン部らしさとは

―女子バドミントン部のいい所

桝谷)いいところ…。うーん。なんだろう。ずっといるから逆に当たり前になってる。わかんない。どう?入った感じ

 

佐藤)自分たちでメニュー組んでいけるところが高校と大学では大きな差で。自分たちにこれが足りないからこれをやりたいっていうのが出来るので結構いい環境かなと思います。

 

桝谷)確かに。大学ならではって感じ。あとは、今の1年生がどう感じているのか分からないけど、私が1年の時からいて思うのは、上級生との壁をそこまで感じない。後輩的にはどう?

 

佐藤)そんなないですよ。

 

桝谷)そうだよね。厳しくないもんね。だからみんながのびのびできる環境でやりたいっていうのはあって。そんな感じかな。

 

―大切にしてるところは

1年生が縮こまっちゃうような感じにはしたくないんですよ。3年生で今話し合っているのは、とにかくメリハリをつけることを意識してやる。楽しんでやるのはもちろんだけど。楽しむこととふざけることが体育会活動だから混同しないように。というのは上になって意識してる。チームとしてってなるとどうだろう。

 

佐藤)メリハリは結構あるんじゃないですか?

 

桝谷)だよね。

 

佐藤)1年生がうるさいですけど(笑)

 

桝谷)1年生が今多いから。すごい勢いをもらいつつ、その勢いが変な方向に行っちゃわないように。すっごい上げてくれるので。そういう感じ。下から力をもらいながら。

 

―部員の性格

佐藤)めっちゃ個性豊かじゃないですか?

 

桝谷)うん。3年生は基本的に、もうぎゃははは!みたいな盛り上がり方はあまりしなくて。なんだろう。1年生はすごい元気。

 

佐藤)元気ですね。

 

桝谷)全体的にそうだよね。1年はそうで。2年は1人しかいないんですけど。

 

佐藤)1年生はとにかく元気ですよ

 

桝谷)そうだよね。若いなって感じちゃうもん。

 

―仲良しの秘訣

桝谷)プライベートでも仲いいとか、そういう仲の良さではないんですけど。今ダブルスも(佐藤と)パートナーで。コミュニケーションを大事にしてて。ラリー間でも声掛けする。あとは、1年生との距離をもうちょい縮めたいから。大事にしてるっていうほど大それたものじゃないんですけど、コミュニケーションは必要だなってつくづく思います。

 

佐藤)自分たちの中で自分らは盛り上がっちゃうところがあるので、先輩とコミュニケーションは取る方がいいですよね。

 

桝谷)そうだね。何でもないことでも話せればいいよね。

 

佐藤)自分結構話してますよね。

 

桝谷)ここは(桝谷&佐藤)は話してるよね。練習中に話す延長線上みたいな。

 

―改めて女子バトミントン部らしさとは

桝谷)高校と比べたら全然違う。ここは(桝谷&佐藤)ガチでやってた組なので。オフもなく毎日1日練みたいな生活で。大学来てから質。短時間で質っていうイメージ。でもそれが女子バトミントン部の売りなのかな。ちょっと微妙?

 

佐藤)仲の良さじゃないですか?みんなが個人は分からないですけど、全体的に仲は良いですよね。

 

桝谷)後輩がそう思ってくれてるならそうかもしれない(笑)先輩から言うと押し付け見たくなっちゃうから。

 

笑顔で写真に写る女子バドミントン部の皆さん

 

モチベーションにについて

―自粛期間中はどうだったか

桝谷)とにかくみんなバドミントンが出来なくて。部で週に2回でオンライントレーニングをしてましたね。OBさんがスライドボードっていうのを、スケート選手とかが使うやつなんですけど。をトレーニング器具として一人一人に送ってくれて。それで週2でみんなでトレーニングしてました。

 

―練習が出来ないと分かった時どういう気持ちだったか

桝谷)必然の流れだよなと思いつつ。どんどん大会もなくなっていくし。何考えてたんだろう。

 

佐藤)夜走りに行って、昼は授業か寝るかでした。

 

桝谷)その時はまだ、インカレは無くなってなかったんですよ。私はとにかくインカレに出たかったから。最後の試合だし。そこのモチベは高かった。バドはできないけど、ちゃんとトレーニングしとけば後に繋がるって。思いながらやれてたんですよねその時は。

 

―大会がなくなったからモチベーションが下がった

桝谷)インカレがなくなった時がとにかく酷くて。リーグ無くなる、東日本無くなるはしょうがないかって思ってた。インカレはあるって信じてたのでモチベーションは保ててたんですけど、インカレがなくなった瞬間ぷちーんって切れて。先輩もいなくなるし。訳わかんなくなったけど。急に主将になるし。7月はストレスしかなくて。モチベーションというかやるしかないという感じでした。

 

佐藤)自分は逆に、練習してなくてやっと部活が出来るってなったので。高校時よりもトレーニングしましたね。

 

桝谷)まじか

 

佐藤)はい。高校は全く努力せずにいたので。ちゃんと努力もして。もっと強くなりたいので。モチベーションは無くなってないです。まだ1年生なので。試合を経験してないので。どんな感じなのかまだ分からないんですよ。高校の部活引退したモチベーションのまま行けてますね。1年生はまだ下がってないと思います。

 

桝谷)2、3年の方が焦ってると思う。

 

佐藤)それはあると思います。

 

桝谷)やっぱ有川(文4)さんがいなくなっちゃったので。やばいんだよね。それもあるかも。4年生がすごい頼れる存在だったから。4年生がいなくなって2部から落ちたら、情けなさ過ぎる。そうならないように。今練習試合も取り付けられて、それに向かってという感じです。

 

―今のモチベーションは

桝谷)チームの目標として、来年のインカレに団体戦で出たい。というのがあって。そのためには春のリーグで上位入賞。3位以上にならなくちゃいけない。それがあって、1、2年生の新人戦が予定としてはあるんですけど。それは力試しなので。それを達成するために、小さい練習試合があって。先を見すぎると良くないので。最終的なのはインカレ団体で出て勝ちたい。最終的なモチベーションはそこです。リーグがキーポイントなので。それに向けてという感じですね。

 

佐藤)自分は桝谷先輩とか有川先輩ぐらいの強さになるように、今から努力しなきゃいけないなっていうのをモチベーションでやってる。それぐらいの強さにならないと2部で戦っていけないって言われるので。そこのレベルまで達成したいなと思ってやってます。

 

 

(取材・田川怜奈、古沢果歩/編集・田川怜奈)

<p class=”well”>「立教スポーツ」編集部では現在の活動状況を鑑み、10月号は紙面の発行を行わず、Web記事(クローズアップ)での情報発信をする運びとなりました。取材にご協力いただいた各部の皆様、ありがとうございました。</p>

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