【弓道部】 #10月クローズアップ対談企画 髙森×三好 「自分で努力できる部活」
現在リーグ戦代替試合を戦う弓道部男子、弓道部女子。部のこれからを担っていく男子弓道部の髙森（理２）と三好（法２）にZoomを通してお話を伺った。弓道という競技の魅力はどこにあるのか、また弓道部女子との関係性や「立大弓道部らしさ」とは何かなどその本質に迫った。
対談に参加した三好（＝写真左）と髙森
―男子弓道部と女子弓道部の関係性を教えてください
髙森：あまり長期休暇や休日は一緒に活動することはないので、関りはないけど平日学校があるときは一緒に練習しているので普通に仲はいいと思いますね。
―練習は一緒のことが多いんですか
髙森：学校があるときは割と一緒に練習するのでお互いの試合の結果とかもLINEで共有して気にしあっているかなっていう感じです。プライベートでも遊んだりはします。
―部全体の雰囲気はどうですか
三好：仲はいいと思いますよ。さっきも言ったように男子女子が混じってっていうことはあんまりないんですけど、その分男子部は1～4年まで皆仲いいし、女子部の中でも1～4年まで皆仲いいっていう感じはあると思います。
－練習は週に何回くらいなんですか
髙森：土曜日は基本的に男女分かれて午前か午後に練習があって、学校がある時は週に平日2日間は自分の時間割に合わせて好きな曜日に練習するっていう感じなので3日間練習がありますね。あと日曜日に練習試合があるかなっていう感じですね。
―コロナ期間はどうしていましたか
三好：練習が再開したのが6月の20何日とかなんですけどそれまでは全然何もなかったです。
―競技を離れることになって実力的な所とか調子はどうですか
髙森：調子は今も戻っていない…
―お二人ともですか
三好：本調子までは行けてないかな…
―ブランクは結構大きいですか
髙森：自分はブランクで失ったものより得たものが多い気がします。
―どんなところでしょうか
髙森：大学に入ってからずっと弓道をやっていたので、弓道から離れた大学生活というものは新鮮で逆に得るものが多かったと思います。
―三好さんはどうですか
三好：自分は競技的な面から今も若干そうなんですけど、言うと自粛期間前と体の使い方とか意識の仕方を変えたつもりはなくてもどんどん調子だけが下がっていくのでその点では失ったものがありますね…
―１年生は入部しましたか
三好：入っています。
髙森：今は男子が2人で女子が5人いるんですけどそのうち秋入部したのが3人ていう感じです。今も秋の新歓をやっています。
―弓道部のアピールポイントはどこでしょうか
髙森：自分が思っているところは、自分の生活とかやりたいことをやりながらも体育会に入れるというか。ゆるいわけではないけど弓道は練習が長ければ長いほど上達するっていうわけでもないし、短時間の練習でも成果を上げることもできて自分の時間も確保できるところがいい所かなって。僕はサークルにも入っているのでサークルと体育会を一緒にできるのは他にはあんまりないかなって思います。
三好：自分は髙森の言ってこととは少し逆になるんですけど、弓道部全体として練習する時間より自主練とかが大きな割合を占めると思っていて、だから自分が上手くなりたいと思ったら自分でいくらでも時間を作って練習できるっていうのは全体としての練習が多くないからこそできることかなって思います。
―弓道部でよかったなと思うところはどこですか
髙森：部員が皆とてもいい人たちっていうところですね。みんな話しやすい人たちばかりなので男女関係なく会話ができますね。
三好：人数が多すぎないからこそいいなって思うところもあります。
―人数は男女合わせてどれくらいですか
髙森：人数は男女合わせて40人くらいですかね。上下関係がガチガチなイメージする体育会ではないので、ちゃんと敬う気持ちはあるけどフランクに友達っぽく話せる先輩が多いですね。分からないんですけど他の体育会にはないと思います(笑)。
―同期ではどんな雰囲気ですか
髙森：同期は仲いいですね。2年の男子が5人いて、集まって骨とか使って１から家系ラーメン作ったりしていました(笑)。
三好：おいしかったです(笑)。
―今の4年生についてはどうですか
髙森：今の4年生は楽しい学年で(笑)。自分たちは前の1年しか知らないんですけど、以前は厳しいことも多かったところをいい感じに皆で頑張れる感じに変えてくれたのは今の4年生かなと。
―今の雰囲気は4年生の影響が大きい感じですか
三好：そうですね。1年前だったら考えられない案というか雰囲気を作ってくれていますね。
髙森：楽しい人が多いので笑わせてくれたり、そのおかげで緊張がほぐれたりというのはありますね。
―部の戦績として何を目標にしているとかありますか
髙森：リーグ戦は全部代替試合になってしまって昇格降格がないので今は全関東全日本が4年生最後の試合になるので、そこに向けて今の代替試合をうまく使って全関東全日本に臨めるのが１番いいかなと思っています。
―最後に今後の目標を聞かせてください
三好：自分はそもそも試合に出ていないので、まずメンバーに入るところかなと思います。
髙森：今後はとりあえずリーグ戦は全試合出場して全部で100とか120引くんですけど、交代とかされずに引ききること、引ききった上で8割～9割はちゃんと中てたいっていうのもちゃんとメンバーとして出て勝てたらなっていう感じです。
（10月24日 取材・阿部愛香 松下ひまり 編集・八村慶介）
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「立教スポーツ」編集部では現在の活動状況を鑑み、10月号は紙面の発行を行わず、Web記事（クローズアップ）での情報発信をする運びとなりました。取材にご協力いただいた各部の皆様、ありがとうございました。
