【テニス部女子】挑む姿で部に貢献 先輩として支える 大岩桜子
1年次、学連として大会で大きな声で審判をし、サポートする姿が印象的だった大岩(コ2)。自粛期間を経て活動が再開した9月、テニス部の練習を取材するとそこには頼もしい先輩となった姿があった。
先輩として
大岩はテニス部女子に加わった4人の新入生の印象について「明るい子が多い」と語った。テニスのプレーも2年生に引けを取らず、頼もしく心配はないという。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、リーグ戦をはじめとする大会が中止や延期となった今年。そのため例年行われている大会を経験せずに1年生は先輩となる。また来年には新たな1年生も入り、例年の大会を知っているのは3、4年生みとなる。そのような状況に少し不安もあると語った。しかし、3年としてサポートし、積極的に動いていきたいという。
自分から展開する試合を
16日からは自粛期間明け初めての公式戦、関東学生テニストーナメント大会に出場する。今大会での目標は一次予選突破。目標に向けての課題は練習と大会で打つ球が違うこと。中学からテニスをはじめ、周りの選手に比べると競技歴が短く、試合時なかなか自分のテニスを展開できず悩んでいた。相手の速いスピードの球に合わせ、自分の反応が相手重視の動きになっていると感じている。自分が選択したコースやゲーム展開ができるように、まずサーブミスやリターンミスをせずにプレーすることを心掛け練習しているという。
仲間を勇気付ける姿
大学から本格的に部活でテニスを始めた大岩。これまで大きな戦績はなかったが、立大テニス部への入部を決めた。「諦めない姿を見せていきたい」。競技歴の短さをものともせず頑張る姿勢で、部を活気づけたいと力強く語った。これからも彼女の何事にも全力で取り組む活力溢れる彼女は、部を明るく盛り上げるだろう。
♡大岩 桜子(おおいわ・さくらこ)
〔学部〕 コミュニティ福祉学部
〔出身高〕 女子聖学院高
〔今年の目標〕 2次予選に行く
〔プレーの強み・持ち味〕 プレーに波がない
〔テニス部のいいところ〕 仲が良いけど、組織的にしっかりしているところ