【野球部】冨永2打点の活躍も開幕カード落とす…

◆2020年度東京六大学野球秋季リーグ戦◆

9月27日 対明大 明治神宮球場

打者成績

投手成績

選手名・学年・出身校投球回球数被安打奪三振与四死球自責点
中﨑 (観4=立教新座) 3 1/372
栗尾 (コ3=山梨学院)0 2/325
池田陽(コ1=智辯和歌山)37
中川 (コ4=桐光学園)0 2/322
宮海(営2=国学院栃木)1 1/324

応援団の応援も戻り、神宮球場も活気を取り戻した。開幕カード初戦を落とし絶対に負けられない立大は、2回に冨永(コ4=桐蔭学園)の適時打で2点を先制する。しかし、4回に相手打線につかまり逆転を許してしまう。その後も何度かチャンスを作るも、相手投手を攻略することができなかった。投げては、池田(コ1=智弁和歌山)と宮海(営2=国学院栃木)が無失点の好投を魅せた。

2回に適時打を放つ冨永

チャンスを得点に繋げることができなかった。2回に東(社3=福岡大大濠)と中﨑(観4=立教新座)の安打でチャンスを作る。すると、冨永の適時打で先制する。5回には冨永・山田(コ2=大阪桐蔭)が安打で出塁する。しかし後続が併殺に倒れるなど、うまく得点に繋げることができない。6回にも宮崎(コ2=大阪桐蔭)が2塁打を放ち、得点圏に進む。続く宮慎(コ4=市立船橋)も安打を放ちチャンスを広げるが、本塁を踏むことはできなかった。

2回無失点の好投を魅せた池田

将来のエース候補の活躍が光った。先発・中﨑と栗尾(コ4=山梨学院)が相手打線に捕まってしまう。5回からマウンドに上がったのはルーキー・池田だ。春季リーグでは「1年生開幕白星」を達成し、活躍に期待がかかる。走者は許すものの粘りの投球で、得点を許すことはなかった。7回からマウンドを任された宮海は、安定した投球を魅せてくれた。両者とも、先輩に負けない力強い投球で観客を魅了した。まだ若い戦力にこれからも目が離せない。

明大に6点差で敗戦した。それでも、10安打を放つなど何度かチャンスの場面を作った。しかし、そのチャンスを生かしきれずに残塁が目立つ試合となってしまった。リーグ戦はまだ始まったばかりだ。気を落とさずに、次戦・慶大に向けて万全の準備をして欲しい。

(9月27日・坂東和奏)

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