【男子ラクロス部】立川世代が始動!課題残るも今後に期待
◆2020年 早立戦◆
8月8日 対早大 浦安市運動公園 陸上競技場
立川(社4)世代が幕を開けた。今年度新調したユニフォームを身にまとい、紫の戦士たちは約半年ぶりの対外試合に挑んだ。会場には入部したばかりの新1年生も応援に駆けつけ、先輩たちの雄姿を目に焼き付けた。
〈第1試合 立教C vs 早大C〉
第1試合は、立大C対早大C。立大は試合序盤から#36細田(社2)を中心に積極的にゴールを狙った。試合が動いたのは、開始3分。#55齋藤(社3)のショットが決まった。途中、相手にゴールを許したものの、第1Qは終始立教ペースで試合を進め、後半に折り返す。第2Q開始1分、#77園井(観2)がショットを決めリードを守り切り、2対1で立教Cが勝利を収めた。
〈第2試合 立教B vs 早大B〉
第2試合を「完全な準備不足。実力で負けた」と振り返った星(現4)。開始50秒で早大に得点を許すと、相手ペースで試合が展開する。ディフェンスの切り替えの早さに圧倒され、0対2で第1Qを終えた。続く第2Q、相手のミスで1点を返すも、一度早大に傾いた流れを取り戻すことは容易ではなかった。第4Qでは星が2得点の活躍を見せたが、3―8。早大Bを相手に白星を挙げることはできなかった。
〈第3試合 立教A vs 早大A〉
第3試合、先制したのは立大。得点を決めた#1佐久山(済4)は「チームが前を向いた、ひとつになった感覚があった」と振り返った。開始7分、#96吉田(済2)が追加点を決めると、2対1。1点リードで第1Qを終える。しかし、続く第2Q、積極的にゴールを狙い、攻め続ける早大に試合の主導権を握られた。DFの要となった#89松葉(営3)は、「自分の中で迷いが生まれて中途半端になってしまった」と悔しさをにじませる。一挙4得点を許し、2ー5。苦しい展開となった。その後は何とか相手に食らいつき、#44山本(営3)が1点を返したものの、3―5で試合終了のホイッスルが鳴った。
「ゴール前のシュートとか、細かいところが詰め切れていない」。Aチームで活躍した山本はチームの課題をこう振り返った。一か月後にはリーグ戦が開幕する。日本一を目指し、日々努力を重ねる紫の戦士たちの今後の活躍に注目だ。
(8月12日・大類遥)