【野球部】粘り見せるも、慶大に一歩及ばず…
◆2020年度東京六大学野球春季リーグ戦◆
8月12日 対慶大 明治神宮球場
打者成績
守備位置 | 選手名・学年・出身校 | 打数 | 安打 | 打点 |
[6] | 宮 慎 (コ4=市立船橋) | 3 | 1 | 0 |
[8]9 | 太田(コ3=智辯学園) | 3 | 1 | 1 |
[7] | 三井 (コ4=大阪桐蔭) | 3 | 0 | 2 |
[4] | 山田 (コ2=大阪桐蔭) | 4 | 1 | 0 |
[9] | 柴田 (社2=札幌第一) | 2 | 1 | 0 |
R | 荒井 (コ4=佼成学園_) | 0 | 0 | 0 |
9 | 金川(社3=立教新座) | 0 | 0 | 0 |
H | 伊藤 智 (コ4=高田) | 0 | 0 | 1 |
8 | 道原(法2=駒大苫小牧) | 0 | 0 | 0 |
[3] | 東 (社3=福岡大大濠) | 4 | 1 | 0 |
[5] | 冨永(コ4=桐蔭学園) | 3 | 0 | 0 |
1 | 中川 (コ4=桐光学園) | 0 | 0 | 0 |
H | 村山 (コ4=青森山田) | 1 | 0 | 0 |
[2] | 竹葉 (コ4=龍谷大平安) | 2 | 0 | 0 |
H | 小澤 (コ4=木更津) | 1 | 0 | 0 |
2 | 片山(コ3=履正社) | 1 | 0 | 0 |
[1] | 中﨑(観4=立教新座) | 1 | 0 | 0 |
H | 吉岡(コ2=広陵) | 1 | 0 | 0 |
1 | 宮 海(営2=國學院栃木) | 0 | 0 | 0 |
1 | 栗尾(コ3=山梨学院) | 0 | 0 | 0 |
5 | 敷名(社4=神戸国際大附) | 0 | 0 | 0 |
投手成績
選手名・学年・出身校 | 投球回 | 球数 | 被安打 | 奪三振 | 与四死球 | 自責点 |
中﨑(観4=立教新座) | 4 | 86 | 5 | 3 | 2 | 0 |
宮 海(営2=國學院栃木) | 1 | 14 | 2 | 1 | 1 | 0 |
栗尾(コ3=山梨学院) | 1 | 17 | 2 | 1 | 0 | 2 |
中川 (コ4=桐光学園) | 2 | 31 | 2 | 1 | 2 | 1 |
1回戦総当りで各チーム5試合のみで決着を争う異例の対応となった今リーグ。1試合の勝敗の重みが増す中、連勝を狙う立大は、昨秋王者・慶大との大事な一戦を迎えた。初回、先頭打者・宮慎(コ4=市立船橋)の中堅前安打を足がかりに先制。4回には太田(コ3=智辯学園)の本塁打で2点目となる追加点を挙げる。だがその裏に失策やワイルドピッチが重なり一気に3点を奪われ逆転を許す展開に。8回には2本の犠飛で一時は1点差まで詰め寄るも、慶大先発のエース・木澤に対し16三振と打線が振るわず接戦を落とした。
先発を任されたのは、昨年には中継ぎの柱を担った中﨑(観4=立教新座)。リーグ戦初の先発マウンドは、毎回走者を出す苦しい場面が続く。それでも要所を抑える気迫の投球で3回まで無失点で切り抜ける。粘投に応えたい打線は4回。太田が低めのカットボールを力強く振り抜きスタンドへと運び追加点をもたらしチームを勢いづける。
立大ペースと思われたが、4回裏が勝負の明暗を分けた。二死から満塁のピンチを招き、続く相手打者のうちとったと思われた強い打球が遊撃手・宮慎のグラブを弾く。更に、悪送球も重なり2人の走者の生還を許してしまう。悪い流れを断ち切れないまま、直後に中﨑の暴投でもう1失点。この回だけで計3失点と大事な局面で痛いミスが響いた。
7回には、3番手栗尾(コ3=山梨学院)が無死1、3塁のピンチを招くと、4番手として中継ぎ登板を告げられたのは、昨日先発で勝ち星を挙げたエース・中川(コ4=桐光学園)だった。立大が追う点差は1点。昨日5回を投げ切った右腕へ逆転を呼び込む好投に期待がかかる。2死までテンポよく抑えるも、桐光学園の後輩である慶大・渡部に左中間に適時3塁打を打たれ踏ん張ることができなかった。
8回に粘りを見せた立大だが、一歩及ばず今季初黒星。相手先発に対し16三振と打ち崩せず課題も残る試合となった。残り3試合。休む間も無く明後日には東大戦が控える。勝負の1週間が続く。
(8月12日・大木紫万)