【体操競技部】立大体育会も#うちで踊ろう。コロナ禍でも前向きに「今だからこそできることを見つけて」

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、各部は活動の禁止や、大会の中止、延期を余儀なくされている。新入生歓迎活動も中止となりSNSを利用した宣伝活動が多く行われている中、体操競技部はInstagramに「STAYHOME #うちで踊ろう」と題した動画をアップ。競技性を生かし、体操競技部ならではの取り組みを行った。

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きっかけは本望コーチの提案だという。それぞれが振り付けを考え一つの曲を踊ることで、離れていても繋がることはできる。その思いから、新体操競技部員13人が自宅で動画を撮影。2、3年生の現役選手に加え、アスリート選抜で入学しすでに入部を決めた新入生の3人も参加した。動画の編集は仙波(現3)が担当。新歓責任者の髙橋(現3)は「今だからこそできることに挑戦することで、より部員のみんなが一つになり、前向きな気持ちになったと思います」と独自の取り組みを振り返る。コロナ禍でも体操競技部持ち前の明るさは健在だ。

部員間の交流も絶えず行っている。ZOOMを利用したミーティングも開催。新入生に向け、従来アップで行ってきたトレーニングの説明動画も部員全員で分担し撮影したという。

終息の兆しが見えない状況が続き、器械体操と新体操の東日本インカレの中止も決定。それでも髙橋は「今はしっかり自粛して、また練習ができる時までの準備をきちんとしていきたい」と意欲を見せた。うちではなく、体育館や会場で踊ることができる日まで。不安な日々が続く中でも、彼女たちは前を向き続ける。

※インタビューはLINE上で行いました。

(4月24日・洞内美帆)

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